世界各地のノスタルジックなレストランで、子ども時代の食の記憶に思いを馳せよう。

完璧なホットドッグ、宇宙人、子どもの頃に夢見たロボットレストランで、あなたのインナーチャイルドを満たしてあげよう。
Tail o the pup reopening photo exterior
Photograph: Courtesy Maxim Shapovalov
文:ビクトリア・マリンが(タイムアウト、コカ・コーラ社協力)
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大好きでなつかしい食べ物の味ほど、大切な幼少期の記憶を思い出させてくれるものはない。とろけるマカロニチーズの最初のひと口や、サーバーで注がれたよく冷えたコカ・コーラの最後のひと口は、私たちを古き良き時代の思い出へと誘ってくれる。子どものような無邪気さを取り戻すことはできないが、食べ物のあたたかい記憶はいつでも思い出すことができる。お気に入りだった地元の食堂はとうの昔に閉店してしまったかもしれないが、今回紹介する世界各地の11のレストランは、育った場所に関係なく、幼少期に戻ったかのような気持ちにしてくれる。

世界各地のノスタルジックなレストランの「魔法のレシピ」を探してみた。シドニーでは、ルーベンサンドイッチの具を山盛りにした、香ばしいホットクロスバンズを提供するベーカリーに立ち寄ろう。東京では、メニューも内装もパワーレンジャーにインスパイアされたレストランへ。香港では、指をベタベタにしながらスイスウィングスを味わおう。世界の11のノスタルジックなレストラン、カフェ、ベーカリーで、子ども時代の食の思い出に浸りながら、新たな思い出作りをしよう。

Sweetings

イギリス、ロンドン

1889年の開店以来、インテリアデザイナーを店内に招き入れたことがないような、昔ながらの魚料理店「Sweetings」。あまりに混雑することで名高いランチタイムに、冷えたコカ・コーラでフィッシュパイを流し込むのにぴったりだ。。19世紀と変わらぬ雰囲気を残していることもあり、なつかしの英国デザートに舌鼓を打ちながら、昔ながらの友人たちと新たな思い出となる時間を過ごすのにも最高の場所だ。スポテッドディックやベイクドジャムロール、スティッキートフィープディングにフルーツクランブルまで、「Sweetings」では次から次へと魔法のレシピを提供してくれる。それはまるで、学食とウィリー・ウォンカがタッグを組んだようなデザートだ。

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Serendipity3

アメリカ、ニューヨーク

ニューヨークを初めて訪れる人々にとって、世界的に有名な「Serendipity3」でマカロニチーズを食べる瞬間は、思い出に刻まれる忘れがたいものになるはずだ。ノスタルジックな気分に浸りたいときは、この真の魔法のレシピを堪能しにここへ足を運び、古い友人たちと1杯か2杯のマカロニチーズボウルをシェアしよう。(大人たちは、より格式の高いトリュフマカロニチーズというオプションをすすめてくるものだが……)店内の気まぐれな装飾と親しい人たちに囲まれれば、少なくとも支払いの瞬間までは10歳の頃に戻れるはずだ。

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Pâtissez

オーストラリア、キャンベラ

オーストラリアの首都で楽しむ魔法のレシピは、幼少期のノスタルジックな思い出と現代の洗練された味わいが入り混じる。たとえば、ハウスバーガーにはチェダーチーズ、マスタード、ピクルス、トマト、レタスという定番の具材が使われるが、その味付けと素材は最高級だ。フレンチトーストから、肉厚のティファナタコスまで、メニューにはインスタ映えする逸品が並ぶ。子どもの頃の夢をここで叶えてもよし、新たな思い出を誰かと作ってもよし。冷えたコカ・コーラは、どんな経験にも最高の味わいを添えてくれる。

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Tai Ping Koon

中国、香港

香港で最も古くから続くレストランのひとつである「Tai Ping Koon」は、1938年の創業以来、家庭的な魔法のレシピを提供し続けている。西洋料理を中国人の好みに合うようアレンジした料理は「西洋醤油料理」 として知られ、香港独特の料理となった。この西洋醤油料理には、よく冷えたコカ・コーラがよく合う。香港人は、この店で食事をしながら、人生の思い出深い出来事を祝った記憶があるはずだ。「Tai Ping Koon」が発祥だと主張する、有名なスイスウィングスや甘辛いスイスソースを使った料理は、香港人にとってノスタルジックな味だ。

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Tail o’ the Pup

アメリカ、ロサンゼルス

L.A.を象徴する、文字通りホットドッグの形をしたホットドッグスタンドは、1946年に魔法のレシピを提供し始めたものの、2002年に一度閉店した。しかし、多くの人々に愛されたこの店は、その後2022年、ウェストハリウッドに新たに再オープン。トッピングが楽しめるクラシックのホットドッグだけでなく、ハンバーガーや、大小サイズやベジタリアンバージョンもそろえたグルテンフリーのコーンドッグの提供もするようになった。子ども連れだけでなく、子どもの心を持った大人たちも、思い出に残るひとときを過ごせること間違いなしだ。温かいボーンブロスや、ベーコン風味のチーズが添えられた皮なしのホットドッグなど、四つ足の友達のためのメニューも用意されている。

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Beautys Luncheonette

カナダ、モントリオール

パンケーキやマカロニチーズ、ライスプディングを一日中食べたところでタイムスリップした気分にはならないかもしれないが、このダイナーのレトロなインテリアは、人々を幼少期へと誘ってくれるだろう。ビンテージのテーブル、ロイヤルブルーの椅子、きらびやかなアルミ仕上げの組み合わせは、1950年代の魔法のレシピを生み出している。さらに、子どものころのなつかしのメニューを提供してくれるスタッフのあたたかさは、毎回ふるさとを思い出させてくれる。親しい友人や家族と新たな思い出を作れる場所こそ、美しくすばらしいものはない。レトロな雰囲気、昔ながらのソーダファウンテングラスに注がれた冷たいコーラ、そしてとろっとしたツナメルトサンドを堪能しよう。しっとりとした自家製チョコチップバナナブレッドもお忘れなく。

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Margie’s Candies

アメリカ、シカゴ

昔にタイムスリップしたかのような「Margies’s Candies」は、誰もが子どもに還れる場所だ。昔ながらのアイスクリームパーラーは、ノスタルジックな写真やビートルズの記念品など、そしてキッチュな装飾で飾られている。中でも、「Margies’s Candies」と言えば、巨大サンデーや巨大アイスクリームが最もよく知られる。こうしたスイーツの影に隠れてしまうこともあるが、ここを訪れる客には、ボリュームたっぷりのデリ風サンドイッチを目当てにする人々も多い。メニューには、1/4パウンドのコーシャーホットドッグ、ツナメルトサンドイッチ、そしてコンビーフサンドイッチが並ぶ。魔法のレシピを体験するためには、愛する12人の人々と共にここを訪れ、サンドイッチを楽しんだ後で「ロイヤルジョージ」という名の巨大サンデーを堪能しよう。このサンデーには、25スクープのアイスクリームにシロップ、ホイップクリーム、ナッツ、チェリー、そしてシュガーコーンが載っている。すべて、キンキンに冷えたコカ・コーラとともに味わおう。

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Mie Roboluscious

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インド、ノイダ

子どもの頃、未来を夢見たことがあるだろうか。宇宙船に乗って火星に行くとか、大統領になるとか、あるいはロボットが夕食を持ってきてくれるとか。インド初のおしゃべりロボットレストランに行けば、魔法のレシピにまったく新しい意味を加え、あなたの子どもの頃の夢が実現する。(火星に行くことや大統領になることは統計的にはありえないが、可能性はある。夢を持ち続けよう!)このファミリー向けレストランは完全ベジタリアンで、目玉はタンドリーピザやナチョスなど。冷たいコカ・コーラと相性が最高だ。店内には多くの子どもたちがおり、新たな思い出作りをしている。子どもから大人まで、誰でも楽しめるレストランだ。思い出に残るコアフードの瞬間を作り出している。

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Cereal Hunters

スペイン、マドリード

チェリオにフロスティ、チョコクリスピーなど、150箱以上のさまざまなシリアルが待っている「Cereal Hunters」で、甘いものを食べるときに覚えておきたい大切なこと。それは、ここでは朝食はランチでありディナーでもあるということ、つまり、一日中朝食が食べられる場所だということだ。兄弟やいとこ、古くからの友人と、幼い頃のお気に入りの朝食を楽しみながら旅することで、記憶に残る新たな思い出作りができる。ボリューミーな朝食を好む人には、私たちが個人的に気に入っているワッフルがおすすめだ。何よりの魅力は、朝食そのものではなく、いつでも食べたい時に朝食を食べられることだ。パンケーキとパンコントマト、冷えたコーラを楽しんだ後で、そしてシリアルのアイスクリーム味わえるのだから。

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スーパー戦隊レストラン

日本、東京

スーパー戦隊は日本以外では「パワーレンジャー」の名で知られ、多くの若者にとって文化的なシンボルだった。池袋のカラオケバーの4階には、スーパー戦隊の公式ライセンスを持つ聖地があり、たこ焼きや餃子をつまみ、スプライトを飲みながら、ゼット卿や邪悪な宇宙人との戦闘ごっこをして遊んだ子ども時代の思い出を魔法のレシピとして再現できる。4人のパワーレンジャーファンと力を合わせ、5人のスーパー戦隊から一人を選び、その戦隊にちなんだカレーを注文しよう。あの日のノスタルジアと、今日の愛おしくおいしい思い出の瞬間を融合させ、大好きなレンジャーに忠誠を誓おう。さぁ、変身だ!

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Humble

オーストラリア、シドニー

シドニーのサリーヒルズにある「Humble」の周りを歩くと、焼きたてパンのいい香りに引き込まれる。店内に入ると、パン職人がカフェの真ん中で生地をこね、アイシングしているのが見える。しかし、素晴らしさはそれだけにとどまらない。「Humble」は、世界中で何世代にもわたり親しまれてきたなつかしのホットクロスバンズの、甘いものと塩気のあるものの双方で知られる。多くの家族に、休日の思い出や、家族の集まりをより深く味わうチャンスなどの魔法のレシピを提供してきた。「ルーバン」と、ビンのコカ・コーラを組み合わせれば、昔ながらの雰囲気のパーティーになること間違いなしだ。

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