Shiori Kotaki

Shiori Kotaki

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50 best cafés in Tokyo

50 best cafés in Tokyo

Boasting roots that go back at least a century, Tokyo's café culture is a fascinating mix of the old and the new. From old-school kissaten that tenaciously kept the flag flying for good coffee in Tokyo long before anyone had even thought it could become trendy, to the hottest representatives of the 'third wave' coffee movement, you'll find countless cafés, coffee shops, bistros and bars everywhere you go in the city. This roundup of Tokyo cafés is meant to be a cross-section of the capital's creative caffeinated community, and features a sample of in-demand newcomers, golden oldies and everything in between – we've even included a couple of places where the focus is more on superb desserts than quality coffee. Be it single origin beans, excellent espresso, artisanal green tea, a nostalgic atmosphere or decadent cakes you're looking for, we've got you covered. RECOMMENDED: Want help narrowing it down? Check out the most beautiful coffee shops in Tokyo 
14 best things to do in Kamakura: attractions, restaurants, cafés and shops

14 best things to do in Kamakura: attractions, restaurants, cafés and shops

Kamakura, located less than an hour from Tokyo, boasts magnificent temples, fantastic restaurants and a popular beach. Famed for its Great Buddha as well as its seasonally changing landscape, particularly the hydrangeas that appear at the start of summer and the multicoloured splendour of autumn leaves, Japan’s first feudal capital is a big hit among those looking to escape the city for a day.  It can get busy during peak times like cherry blossom season and autumn, so visit off-season if possible to escape the crowds. Here are our best picks for a great day in Kamakura. RECOMMENDED: The best day trips from Tokyo
伊勢、最先端を行く店5選

伊勢、最先端を行く店5選

三重県南東部、海に面した場所に位置する伊勢市。ここは伊勢神宮をはじめ、新鮮な海の幸やご当地グルメなど、数々の魅力的なコンテンツであふれるエリアだ。 定番スポットを巡るだけでも十分に楽しめるが、本記事では、強い意志を持って独自の道を歩み続ける5つの店を紹介したい。環境にも目を向けたレストランや、地元を巻き込んだムーブメントを起こすショップなど、「ただおいしいだけじゃない」「ただおしゃれなだけじゃない」一歩先を追求する店の扉をたたいてみよう。 伊勢を訪れる際は、タイムアウト東京のLINE公式アカウント『Desika:伊勢でしか』の「友だち追加」も忘れずに。
伊勢、唯一無二の空間で味わう店5選

伊勢、唯一無二の空間で味わう店5選

「どんな空間で味わうか」というのも食事を楽しむ上で大切なポイントだ。おいしいものであふれる伊勢市だが、ここでは、国の登録有形文化財で味わうフレンチや温かなストーリーを持った喫茶店など、「ほかにはない空間」という付加価値を持った4つの店を紹介する。 コースで伊勢の恵みを堪能するもよし、軽く休憩するもよし。最高の空間で心に刻まれるひとときを過ごそう。伊勢旅を便利に楽しみたい人は、タイムアウト東京のLINE公式アカウント『Desika:伊勢でしか』の「友だち追加」がマストだ。
伊勢、ローカルフード完全制覇ガイド

伊勢、ローカルフード完全制覇ガイド

旅先で欠かせないもの、それは、その土地でしか味わえないローカルフードだ。今はお取り寄せができるものも増えてきているが、旅先で食べるという体験は一味違う。 ここでは、郷土料理や行列の絶えない人気店の味をはじめ、若者の腹を満たし続けるソウルフードや、伊勢市民を育てたといっても過言ではないご当地スーパーのコロッケなど、定番からマニアな一品まで幅広く紹介する。思い残すことのないよう、計画的に伊勢の名物たちをハシゴしよう。 より快適に食べ歩きを楽しみたい人は、タイムアウト東京のLINE公式アカウント『Desika:伊勢でしか』の「友だち追加」がおすすめだ。
アンビエントと溶け合う街・京都でしかできない6のこと

アンビエントと溶け合う街・京都でしかできない6のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > アンビエントと溶け合う街・京都でしかできない6のこと 日常と非日常、伝統と新しいカルチャー、そこに住む人とそこを訪れる人……。あらゆるものが交わる京都は、さまざまなインスピレーションを与えてくれる場所の一つだ。 2022年からは、そんな京都を舞台に「アンビエント」をテーマにした展覧会「AMBIENT KYOTO」がスタートした(2023年は12月24日まで開催中)。公式ウェブサイト内には「アンビエント・ミュージックはそれが流れる環境・風土の一部となる音楽ともいえます」という一文があるが、同イベントを主催する一人であり、音楽レーベル「Traffic」の代表を務める中村周市も「京都で暮らすようになってからアンビエントという感覚を身近に感じるようになった」と話す。 ここでは、「ただアンビエントを聴く」ための空間や、その場所にいるだけで癒やされていくようなカフェやレコードショップなど、アンビエントな感覚に出合えるスポットを紹介する。AMBIENT KYOTOとも関連があるスポットを紹介するので、展覧会前後で立ち寄ればよりディープにこの感覚を堪能できるだろう。 一つアドバイスをするならば、時間やスケジュールにとらわれず、あなた自身もその土地や場所と溶け合うような旅を楽しんでほしいということだ。のんびり散策をしていると、京都とアンビエントの親和性もじわじわと感じられてくるはず。そしてそこで得た感覚や経験は、きっとその後の日常にも豊かさをもたらしてくれるに違いない。 関連記事『京都の地下に広がる大音響空間でアンビエントに没入、AMBIENT KYOTOが開幕』
阿蘇火山博物館でしかできない10のこと

阿蘇火山博物館でしかできない10のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > 阿蘇火山博物館でしかできない10のこと テキスト:小滝詩織 27〜29万年前の巨大噴火でできたカルデラの中という、世界でも希少な環境にある「阿蘇火山博物館」火山博物館と聞くと、一見マニア向けの施設のように感じられるかもしれないが、ここは一味違う。 もちろん、火山にまつわる展示はかなり充実しているので、火山を深く学びに行くにはうってつけだ。しかしそれだけでなく、好奇心をじわじわと広げてくれるユニークなガイドスタッフがいたり、この環境ならではの雄大な自然を舞台にしたフィールドワークを企画していたりと、ふらっと訪れても、火山をあまり知らなくても、不思議と楽しめる面白い場所なのである。 ここでは、遊び心とチャレンジ精神にあふれる阿蘇火山博物館の魅力を10の切り口で紹介する。「こんな楽しみ方ができるのか」というポイントもしっかり押さえているので、興味を持った人は、ぜひ阿蘇旅行のプランに加えてみてほしい。楽しみながら新しい発見と学びが得られるこの博物館を訪れれば、きっとより豊かな「阿蘇旅」となるだろう。 博物館周辺のガイド情報を知りたい人は、「阿蘇火山博物館」のLINE公式アカウントの「友だち追加」も忘れずに。博物館の最新情報のほか、阿蘇市や南阿蘇エリアのおすすめスポットも多数掲載している。 関連記事『阿蘇神社周辺でしかできない5のこと』
阿蘇神社周辺でしかできない5のこと

阿蘇神社周辺でしかできない5のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > 阿蘇神社周辺でしかできない5のこと テキスト:小滝詩織 「阿蘇神社」のある一の宮町という場所は、おいしい地下水が噴出する「清泉の町」として知られている。神社に湧き出る「神の泉」をはじめ、この辺りの家ではそれぞれに湧き水を持っているというから驚きだ。 全国的にも珍しい阿蘇神社の「横参道」へと続く「阿蘇一の宮門前町商店街」には、それぞれの湧き水を訪れた人々へおすそ分けしようと設置された「水基(みずき)」という湧水の水飲み場が点在する。今でこそ多くの観光客が訪れる阿蘇一の宮門前町商店街だが、数十年前までは地元の人のみが利用するような静かな商店街で、商店街を盛り上げようと誕生したのがこの水基なのである。 ここでは、阿蘇神社の参拝前後に楽しみたい5つのコンテンツを紹介。水基巡りをはじめ、この土地ならではの食べ歩きフードや、ほっと一息つけるノスタルジックなカフェなど、清泉の町を堪能してほしい。 より豊かな「阿蘇旅」にしたい人は、「阿蘇火山博物館」のLINE公式アカウントの「友だち追加」も忘れずに。博物館の最新情報のほか、阿蘇市や南阿蘇エリアのおすすめスポットも多数掲載している。 関連記事『阿蘇火山博物館でしかできない10のこと』
南阿蘇、絶景に入り込む旅のススメ

南阿蘇、絶景に入り込む旅のススメ

タイムアウト東京 > Things To Do > 南阿蘇、絶景に入り込む旅のススメ テキスト:小滝詩織 阿蘇という地は、27〜29万年前の大噴火でできたカルデラの中に人々の生活があるという、世界でも珍しい場所だ。1000メートル級の外輪山が作り出す非日常的な絶景に、千年以上前から維持されてきた草原、そして雄々しくそびえ立つ阿蘇五岳……。まさに日本の中でも指折りの「地球のエネルギーが感じられる場所」といえるだろう。 ここでは、南阿蘇エリアにフォーカスを当てて、この大自然を吸収できるスポットを紹介。本来の姿のまま守られ続ける美しい自然を肌で感じ、この大地を味わって、これら自然とともに生きる未来のヒントを得られるような旅を5つの切り口で提案する。 ちなみに、観光で同エリアを訪れる場合、レンタカーや観光タクシーの利用が圧倒的に便利だ。しかし今回は、2023年7月に熊本地震から7年ぶりに全線で運行が再開した南阿蘇鉄道沿いのスポットを中心にピックアップしている。週末はトロッコ列車も運行しているので、もしタイミングが合えば、南阿蘇鉄道での移動を体験してみるのもおすすめだ。 より豊かな「阿蘇旅」にしたい人は、「阿蘇火山博物館」のLINE公式アカウントの「友だち追加」も忘れずに。博物館の最新情報のほか、阿蘇市や南阿蘇エリアのおすすめスポットも多数掲載している。 関連記事『阿蘇火山博物館でしかできない10のこと』
京都、ローカルが案内するディープな夜ガイド

京都、ローカルが案内するディープな夜ガイド

新旧のカルチャーが混じり合い、日本でも屈指の観光地として知られる京都。魅力的なコンテンツであふれるこの街では、ちょっと夜ふかしをしてでも思う存分遊び倒したい。そんな願いをかなえるべく、本記事では「ぎをんせくめと」のめぐみママに「間違いない夜の京都」を教えてもらった。 切り口は、旅の醍醐味(だいごみ)の一つでもある「インスピレーション」。作品との距離が近いギャラリーや会話が生まれる居酒屋、アート空間で眠るホテルなどをめぐみママのコメントとともに紹介する。 ハードルが高いという印象もあるが、不思議と「縁のできる街」でもある京都。紹介制のヴェニューも京都で生まれた「つながり」を伝えば、きっとその空間に足を踏み入れることができるはずだ。自分の新しい世界の扉を開くべく、夜の京都へ繰り出そう。
伊勢、「朔日参り」でしかできない5のこと

伊勢、「朔日参り」でしかできない5のこと

毎年、初詣に出向く人は多いと思うが、「朔日(ついたち)参り」というものを知っているだろうか。朔日参りとは、毎月1日に神社を訪れ、この1カ月を無事に過ごせたことへの感謝と、新しい月も穏やかに過ごせますようにという祈りを氏神様に伝える古くからの風習だ。 この風習は今も全国的に残っているが、朔日参りの日に、多くの店が特別に早朝から営業し、大きなにぎわいをみせる「皇大神宮(内宮)」手前の「おかげ横丁」と「おはらい町」の取り組みは、ぜひ一度体験したいもの。ここでは「おかげ横丁」でのコンテンツを中心に、「伊勢神宮(※)」の朔日参りでしかできない5つのことを紹介する。 「日本国民の総氏神」とも崇められ、太陽にもたとえられる女神「天照大御神」をまつるのが皇大神宮。参拝では日々の感謝を伝え、おかげ横丁では、毎月1日にだけ用意される特別なメニューを堪能しよう。 ※ほかの神宮と区別をするために地名を付けているが、正式な名称は「神宮」。
東京、植物カフェ5選

東京、植物カフェ5選

数えきれないほど多くのカフェが存在する東京。もちろん、行きつけの一軒を持っている人も多いだろう。 目当てのドリンクやフードを味わう、友人とおしゃべりを楽しむ、ちょっとした作業をする……。カフェに行く目的は人それぞれだが、「癒やされに行く」というのもまた一つの選択肢。ここでは、一人でゆったりと過ごしたくなるような植物のあふれるカフェを5つ紹介する。 話題のホテルにあるコーヒーショップに、一人の読書時間を堪能するのにうってつけのカフェ、はたまた奥多摩の大自然を背景に優雅なひとときを過ごせる一軒など、同じ植物でもそれぞれに個性の際立つ5軒をラインアップ。普段とは一味違ったカフェ時間を楽しんでほしい。 

Listings and reviews (4)

Maunga Kichijoji

Maunga Kichijoji

Both a buyer and seller of outdoor clothing and camping equipment, Maunga is a superb destination for those on the lookout for secondhand gear at reasonable prices. Cleaned and repaired, the items are ranked by condition – A to D – and priced accordingly. Most of the stuff on display is graded B or C, and are about half the price they’d be new. You’ll find shoes, clothing, backpacks, hats, cooking utensils, lamps and tents, with available brands including local stalwarts Montbell, Keen and Gregory.
Yamadogu Rental Shop

Yamadogu Rental Shop

If you’re a less committed camper, stop by this Shinjuku dealer for a quick rental. They allow you to bring the gear back straight after use, without worrying about cleaning or carrying it all the way back to Tokyo – use the COD slip provided to drop your item off for return shipping at the nearest convenience store. Two days with a seven-piece hiking set, which includes rainwear, trekking poles, a backpack and shoes, can be had for ¥13,000, while more expensive packages also come with helmets. Individual pieces of clothing are also available, so music festival-goers can easily pick up an extra layer of wear in advance just to be on the safe side. See their English-language website for a full list of items and reservations.  
Montbell Futako-Tamagawa

Montbell Futako-Tamagawa

A Japanese outdoor brand founded by mountaineer Isamu Tatsuno in 1975, Montbell has numerous outposts around Tokyo including this spacious store in Futako-Tamagawa. Specialising in items that are light and easy to carry, they currently operate 13 outlets across the city, with this two-storey one being one of the largest. On the ground floor you’ll find the Stretch Wind Parka, a supremely flexible jacket that, although not 100 percent waterproof, can handle light rain and makes for the perfect emergency solution when the weather turns sour up in the mountains.
L-Breath Shinjuku

L-Breath Shinjuku

In addition to an enviable location – just two minutes’ walk from Shinjuku Station’s southeast exit – this urban megastore stands out with its unparalleled lineup of camping gear, sportswear, hiking boots and cycling gear. The ten-storey complex is almost too large to take on in one go, so you might want to check out only a few floors at first. The standout section is on the third floor, where more than 500 backpacks of all shapes and sizes line the walls. You’ll find everything from serious hiking packs to kids’ versions, with even more stock hidden away in the back. Detailed explanations for each backpack are written in Japanese on labels near each bag, while English-speakers will find the expert staff more helpful.

News (196)

築100年の町屋で「ただアンビエントを聴く」ための空間が京都に誕生

築100年の町屋で「ただアンビエントを聴く」ための空間が京都に誕生

ビンテージオーディオから流れる音楽と、窓の外から聞こえてくる環境音が交わる……。そんな音に心を委ねて、ただただこの空間でぼーっと過ごすことを目的にしたスペース「しばし(sibasi)」が、2023年10月20日、京都の平安神宮近くに誕生した。 Photo: Kisa Toyoshima 建物は、1925年に建てられた町屋をリノベーション。床の間やすりガラスといった、日本家屋ならではの味をしっかりと残しながら改装されている。ここは、知識や情報を積極的にインプットするというよりも、自分自身を空っぽにして、一度リセットできるような場所だ。 本記事では、オープン準備真っただ中の10月上旬に同スペースを取材。「未完成」を一つのコンセプトにしているからこそ、やや謎めいた印象のある「しばし」の魅力をレポートする。 世界に1枚、坂本龍一の追悼盤「Micro Ambient Music」のレコード 「しばし」は、基本的にイベントを行う際にのみ完全予約制で公開されるスペースで、利用料はイベントごとに異なる。イベントは公式ウェブサイトや各SNSでアナウンスされ、住所は​​予約完了通知の中でのみ知らされるそうだ。 Photo: Kisa Toyoshima中の様子。自分の心と体の思うままに、時にはごろんと横になることも許されている 12月24日(日)までは「AMBIENT KYOTO 2023」とコラボレーションし、この7月に3カ月の期間限定で公開された坂本龍一の追悼盤「Micro Ambient Music」を特集した「しばし味わう」というイベントが開催されている(利用料は選べる漢方茶が付いて1,650円、2時間制、税込み)。 「Micro Ambient Music」は、2000年から晩年にかけて​​坂本龍一と関係の近かった音楽家ら​​41人が参加し、ニューヨークのレコードレーベル「12K」が中心となり作成されたコンピレーションアルバム。デジタル音源のみでの公開であったが、なんと「しばし味わう」​​では、アナログ盤で音が楽しめるのだという。 Photo: Kisa Toyoshimaイギリスのビンテージオーディオ(1960〜70年代)が置かれている 「当初は、ちょっと味気ないなとは思いつつ、デジタル音源を再生する予定だったんです」と話すのは、同スペースを運営する一人であり、音楽レーベル「Traffic」の代表を務める中村周市。しかし準備を進める中で、中村の友人が「ヴァイナルカッティングの名人」とも呼ばれる山地真介を紹介してくれたことを機に、約4時間の「Micro Ambient Music」を刻んだ、9枚のダブプレートが誕生したのだという。いずれも、より良い音で楽曲を聴くことのできる45回転で制作されている。 画像提供:しばし山地真介が制作した「Micro Ambient Music」のアナログ盤 「この作品を流していると、庭から聞こえてくる鳥の鳴き声や風の音は、実際の音なのか、この作品の音なのか分からなくなることが多々あります」(中村)。盤を乗せ、針を落とし.……といった一連の動作や、針がレコード盤の溝の上を回転する際に発するノイズ音など、アナログだからこそ生まれる音響や尊さもぜひ堪能してほしい。 体調に合わせて選べる漢方茶 漢方茶は、調布にある漢方クリニック「つゆくさ医院」の院長が監修する漢方茶ブランド「onsa」のものが用意されている。種類は、目の疲れを癒やす「安目茶」、胃腸を整える「夏茶」、喉や鼻をサポートしつつ冬に備えて腎を養う生薬を用いた
京都の地下に広がる大音響空間でアンビエントに没入、AMBIENT KYOTOが開幕

京都の地下に広がる大音響空間でアンビエントに没入、AMBIENT KYOTOが開幕

アンビエントの創始者であるブライアン・イーノ(Brian Eno)を迎えた大規模展覧会を2022年に開催した「AMBIENT KYOTO」。会期を2週間延長するほど大きな話題を集めた集めた同展覧会の第2回が、2023年10月6日に開幕した。 今年は、会場を2つに拡大(ライブ会場も含めると合計4つ)。テリー・ライリー(Terry Riley)とコーネリアスによるライブや、「アンビエント」の可能性を広げるような実験的な展示、京都のヴェニューとコラボレーションした企画など、かなり盛りだくさんの内容になっている。 ここでは、「AMBIENT KYOTO 2023」を実際に体験して印象的だったポイントを紹介。アンビエントをテーマにした展覧会に「おすすめ」「見どころ」なんて言葉は似合わないが、「こんな体験もできるのか」というくらいで読んでもらえたらうれしい。 昨年の様子を振り返るなら:「ブライアン・イーノの大規模展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」でしかできない9のこと」 Photo: Kisa Toyoshima会場の一つ、「京都中央信用金庫 旧厚生センター」の外観。キービジュアルはシガー・ロス(Sigur Rós)のアルバム「Takk...」のアートワークも手がけたアレックス・ソマーズ(Alex Somers)が担当。ロゴデザインは、グラフィックデザイナーの田中せりが手がけた 普段は一般開放されていないスペシャルな環境で坂本龍一の「async」に入り込む 今年、新たな舞台として加わった「京都新聞ビル」の地下1階では、日本を代表するアーティストの一人である坂本龍一と、ダムタイプのメンバーとしても活動するアーティスト・高谷史郎の作品を展示している。ここは、かつて京都新聞が印刷されていた印刷工場だ。 坂本がアルバム「async」をリリースした2017年、「良質な環境で音楽に向き合ってもらえたら」という思いから、ムジークエレクトロニクガイザイン製のスピーカーで5.1ch サラウンドを再生するインスタレーション空間が「ワタリウム美術館」に登場したが、この場所もまた「良質な環境」の一つであることに間違いない。インダストリアルな空間に高い天井、まだ色濃く残るインクの匂い......。こんな空間で「async」を聞く機会は、なかなかない。  Photo: Kisa Toyoshima坂本龍一 + 高谷史郎 | async – immersion 2023 音響ディレクションは、エンジニアで音響ディレクターのZAKが手がけており、この環境だからこそ堪能できる音響は我々をこの展示の深みへと導いていく。音が波のように押し寄せてきたり、引いていったり。はたまた生き物のように会場内を飛び回ったり。そんな音の中でぼーっとしていると、ありとあらゆるものから解き放たれていくような感覚になるだろう。 フィッシュマンズをはじめ、坂本の晩年の作品を手がけたことでも知られるZAK。さまざまな魅力のある同展の中でも、「音」というものは一つ重要なポイントになっているので、ぜひ彼の立体音響に没入してみてほしい。  Photo: Kisa Toyoshima坂本龍一 + 高谷史郎 | async – immersion 2023 また、会場内の大きなスクリーンに映し出される高谷の映像作品は、音に合わせて動いていくが、音楽とは完全に一致していない。そんな効果もあってか、この空間に「永遠にいられる」と感じる人も多いかもしれない。 アンビエントの可能性を広げるような実験的な挑
キンキンに冷えた7種のビールが注ぎ放題、「森のビアガーデン」が4月18日からスタート

キンキンに冷えた7種のビールが注ぎ放題、「森のビアガーデン」が4月18日からスタート

1984年から明治神宮外苑のにこにこパークで開催されている夏の風物詩「森のビアガーデン」が今年も開催される。期間は2023年4月18日から9月24日(日)を予定。「バーベキュー飲み食べ放題」が2時間楽しめる。 Photo: Kisa Toyoshima|「森のビアガーデン」エントランス 38回目の開催となる今回は、「森のビアガーデン」のためにカスタマイズされたというプレハブ型の冷蔵庫を初導入。冷蔵庫には8つのタップが設置されており(ビールの種類は7つ)、自分自身でビールを注ぐスタイルになっている。 この冷蔵庫は樽ごと冷やせるシステムで、ビールの温度も徹底的に管理。グラスはドリンクの冷たさをキープしてくれる「魔法のジョッキ」が採用されていることも相まって、真夏の屋外でも安定してキンキンに冷えたビールが飲めるのはかなりうれしい。 Photo: Kisa Toyoshima|冷蔵庫には「美味しい生ビールの注ぎ方」というシートが貼ってあるので、ビールサーブが初めてでも安心 生ビールは「キリン一番搾り」「キリン一番搾りプレミアム」「キリンラガー」「ハイネケン」「ブラウマイスター」「キリン一番搾り<黒生>」「ハートランド」の7種類。もし、ワンランク上の楽しみ方をしたい人は「キリン一番搾りプレミアム」と「キリン一番搾り<黒生>」を組み合わせてハーフ&ハーフにするのもおすすめだ。  Photo: Kisa Toyoshima|今回初導入された冷蔵庫 食べ放題のバーベキューでは、牛肉や豚肉、味付けラム、ソーセージ、野菜の盛り合わせをはじめ、3種のソースから選べる焼きそばや焼きおにぎりといった締めにぴったりのメニューも用意。着席したままスマートフォンで注文できる「ステッソ(stesso)」というシステムが導入されているので、自分のペースでオーダーできるのもいい。 Photo: Kisa Toyoshima|3種類の肉。写真奥にある揚げ物と枝豆のプレートはスタート時にサービスメニューとして提供されるもの。今年から新たに取り入れられた もちろん、ビールやハイボール、サワーといったアルコール類に加え、ソフトドリンクもオレンジジュース、アップルジュース、ウーロン茶の3種類を用意している。鉄板を囲んでわいわい楽しめるので、連休や夏休みに家族で訪れるスポットとしてリストしておくのもいいだろう。 Photo: Kisa Toyoshima|「バーベキュー飲み食べ放題」は2時間制(ラストオーダーは終了の30分前)。意外とすぐに時間がたってしまうので、スタート時から効率的に焼いていくのがおすすめ 料金は、大人5,500円、中学生から19歳4,700円、小学生2,500円、4歳から小学生未満1,500円、3歳以下無料(いずれも税込み、2時間制)。営業時間は、16時30分から22時(土・日曜・祝日は12時から)で、7月22日(土)から8月31日(木)の期間のみ14時から22時30分(土・日曜・祝日は12時から)となる。 席が空いていれば飛び込みでの入店もできるが、こちらから事前予約をしておくのが安心。都心であることを忘れてしまうような緑に囲まれた空間で、つかの間、日常をエスケープしよう。 関連記事 『森のビアガーデン』 『東京、ベストクラフトビールバー23選』 『明治記念館の緑豊かな庭園にビアテラス「鶺鴒」が今年もオープン』 『東京から日帰りで行くワイナリー&蒸留所』 『東京、癒やしのパークサイドカフェ12選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェ
水天宮前のビストロが「旅するキッチン」テーマに夜メニューをリニューアル

水天宮前のビストロが「旅するキッチン」テーマに夜メニューをリニューアル

軽井沢の契約農家から仕入れた新鮮なオーガニック野菜をサラダやパスタ、ポットパイなどにして提供する水天宮前の人気カジュアルビストロ「エムケー ファーマーズ アンド グリル(MK Farmers&Grill)」が、2023年4月1日からディナーメニューの内容をリニューアルした。 軽井沢で⼈気のビーガンレストラン「アールケー ガーデン(RK GARDEN)」の姉妹店として2017年9⽉にオープンした同店。これまでは、信州・軽井沢の⾷材を東京の人々にも届けることを目指してきたが、新しいディナーメニューでは「旅するキッチン」をテーマに、全国各地のごちそうと来店客をつないでいく。  Photo: Kisa Toyoshima リニューアル後から楽しめるのは、千葉県⽊更津市にある「クルックフィールズ(KURKKU FIELDS)」で⽔⽜を育て、日本で唯一の⽔⽜モッツァレラ職⼈としてチーズ作りを行っている⽵島英俊のモッツァレラチーズなど。 もちろん、これまでに取り扱っていた食材も引き続き提供。長野県の北八ヶ岳にある農場「ボヌムテッレ」で農薬や肥料を使わず栽培された甘くてカラフルな野菜や、アニマルウェルフェアに配慮した環境で育った「信州プレミアム峯村⽜」は、新しく考案されたメニューを通して、その食材が持つ新しい顔を楽しむことができる。 Photo: Kisa Toyoshima|「竹島さんのモッツァレラと生ハム」。モッツァレラチーズは、毎週金曜日に⽵島自身が出来たてのものを店に届けている。フレッシュならではのぷりっとした食感が印象的だ。入荷後、2日ほどで売り切れてしまうことも多い Photo: Kisa Toyoshima|「軽井沢ボヌムテッレのカラフル人参」。ニンジンを皮ごと低温で焼いた後、皮に焦げが付くくらいに薪(まき)でさらに焼き上げることで、ニンジン本来の甘みをぎゅっと引き出している。仕上げにはニンジンと相性がいいという塩水ウニとバターのソースをかけ、砕いたピスタチオとパセリを散らした Photo: Kisa Toyoshima|「峯村牛の江戸前ハーブのあぶりカルパッチョ」。焦がしバターのソースと合わせた峯村牛はとろけるような味わい。元料理人が作っている江戸前ハーブを巻いて味わおう ほかにも、「肉と一緒に食べてほしい」と「峯村牛の薪焼き」には高知県外にはほとんど出回らないという宮脇農園の「綿とまと」を添えたり、トマトとニンニクでシンプルに作る「いつきのパスタ」には淡路島にある製麺所の生麺が採用されていたりする。一皿を通してさまざまな土地に出合えるような感覚が楽しい。 Photo: Kisa Toyoshima|高知県でトマト農家歴40年の宮脇高明が育てている「綿とまと」は一般的なトマトよりも糖度が高く、イチゴのような甘さが印象的 素材本来のおいしさを最大限に生かすよう調理された料理には、生産者へのリスペクトがあふれている。同店では、毎月スタッフ全員でいくつかの生産者を訪れ、食材が作られている様子を実際に見たり、どうやって食べてほしいかといった話を聞いたりしているので、より深い食体験をしたい人はぜひスタッフに声をかけてみてほしい。一切の妥協なく手がけられた食材や、その一皿に込められたストーリーをフレンドリーに教えてくれる。 関連記事 『エムケー ファーマーズ アンド グリル』 『日本橋で過ごす24時間』 『東京、ビーガンレストラン10選』 『東京、手頃価格のミシュランレストラン15選』 『新宿駅直結で電源もあり、「シティハワイ」をテーマ
新宿駅直結で電源もあり、「シティハワイ」をテーマにしたカフェがルミネエスト新宿1階にオープン

新宿駅直結で電源もあり、「シティハワイ」をテーマにしたカフェがルミネエスト新宿1階にオープン

「シティハワイ」をテーマにしたカフェ「パシフィック ベイク ハウス」が2023年3月23日、「ルミネエスト新宿」1階にオープンした。同店は、トランジットジェネラルオフィスが展開する「Pacificシリーズ」の新業態。ローカルハワイが感じられる七里ヶ浜の店舗とは対照的に、カラフルなドリンクやセルフでコーヒーが注げる「コーヒーオンタップ」システムの導入など、「シティ感」が感じられる店舗となっている。 Photo: Kisa Toyoshima|店内の様子。広々としていてのんびり過ごしやすい カラフルでトロピカルなかわいすぎるドリンクメニュー 一番の注目は、やはり「パルファロ(Parfallo)」と名付けられたオリジナルメニューだ。パルファロとは、「パフェ(Parfait)」と「飲み込む(Swallow)」を組み合わせた造語。ココナツクリームとフルーツソースが折り重なったドリンクは、デザート感覚で楽しめるリッチな味わいとなっている。 フレーバーは、「コーヒーマカダミア」「ブルーベリーココナッツチーズケーキ」「リリコイバナナティ」の3つを用意するが、これからの季節には「リリコイバナナティ」がおすすめ。バナナの優しい甘さとパッションフルーツの酸味が絶妙なバランスで交わるトロピカルな一杯で、まさに春から初夏にぴったりである。 Photo: Kisa Toyoshima|「リリコイバナナティ」(850円)。想像するよりも甘さ控えめなので、さっぱりと味わえる コーヒーがセルフで注げる「コーヒータップ」を導入 また、新宿という立地から、手軽に楽しめるメニューが揃うのも同店の魅力の一つ。例えば、ブレンドコーヒーやコールドブリューコーヒーをコーヒータップからセルフで注げる「コーヒーオンタップ」システムを導入しており、10秒ほどでおいしいコーヒーが飲める。 Photo: Kisa Toyoshima|コーヒーは、青山にある「リトル ダーリン コーヒー ロースターズ」が監修 サラダボウルやオープンサンドといった野菜中心のフードメニューもあるので、サクッとランチを食べたい時にもうってつけ。コンセントが設置された席も多く、新宿ワーカーたちの強い味方となるだろう。 夕方には完売するスコーンやマフィンも必見 もちろん、パシフィックベイクハウスは、甘いドーナツとコーヒーでほっと一息つきたい......という願いもかなえてくれる。 京都の人気ベイクショップ「ナカムラ ジェネラル ストア」が同店のために作ったというドーナツは、ふわっとした食感と、2つ、3つと手が伸びてしまいそうなライトさが特徴の一品。フレーバーは「オリジナル」「ハワイアンソルト」「パッションフルーツ」「ラズベリー」「カシス」の5つをラインアップしている。 Photo: Kisa Toyoshima|「オリジナル」(290円)と「ラズベリー」(330円)のドーナツ 京都の店舗では夕方ごろに完売してしまうというスコーンやマフィンも、常時10〜20種類並ぶ。ぜひこの機会に楽しんでみてほしい。 Photo: Kisa Toyoshima|スコーンは400円からでマフィンは260円から。このほか、アップルパイやクッキーなども並んでいる 新宿散策の休憩にはもちろんのこと、朝のコーヒーチャージや時間のないランチ、作業場としても活躍してくれそうな同店。新宿で過ごす際の強い味方として覚えておきたい。 関連記事 『パシフィック ベイク ハウス』 『若き台湾人バリスタたちの憧れ・リウェイによる幻想的な2号店が新宿にオープ
神南の人気カフェバー・アッシュで時代のニーズに合わせた15のカクテルを提供

神南の人気カフェバー・アッシュで時代のニーズに合わせた15のカクテルを提供

「ゼロウェイスト」という、ゴミや無駄をゼロにすることをコンセプトに掲げたカフェバー「アッシュ ゼロ ウェイスト カフェ アンド バー (æ zero-waste cafe & bar)」では、2023年2月から「カフェインフリー」「シュガーフリー」「アルコールフリー」をテーマにした多数の新メニューを展開している。 Photo: Kisa Toyoshima バリスタチャンピオンの⽯⾕貴之が監修したオリジナルブレンドやコーヒーカクテルで、2022年5月のオープン当初から話題を集めた同店。アッシュを運営するSG Groupのファウンダーで、数々の受賞歴を持ち世界からも注目されるバーテンダー・後閑信吾は以下のようにコメントを寄せた。新たなメニューに込められたのは、より幅広い人にアッシュでの時間を楽しんでもらいたいという思いだ。 「アッシュはカフェバーとして営業していますが、現状はカフェとして利用してくれる人が多いんです。もちろんうれしいのですが、バーはまだ日常の一部になっていないのだなと感じました。バーという場所をもっと多くの方に楽しんでほしいので、アッシュはバーの裾野を広げるような店になるべく、今回の新メニューを開発しました」 ここでは、そんな後閑の思いも込められた「カフェインフリー」「シュガーフリー」「アルコールフリー」の新メニューからいちおしのドリンクをいくつか紹介する。 【カフェインフリーカクテル】ストロベリー æ ダイキリ Photo: Kisa Toyoshima|「ストロベリー æ ダイキリ」  「ダイキリ」と聞くと、砂糖やジュースを使った甘いカクテルをイメージする人も多いかもしれない。しかし「ストロベリー æ ダイキリ」は一般的なダイキリとは一味違ったヘルシーな一杯だ。 カクテルの構成はラム、イチゴ、ココナッツ、ベルガモットで、口に入れた瞬間にふわっと広がるイチゴの香りが印象的。カクテルの愛らしいピンク色はイチゴ本来の色から出しているそうで、果肉自体は入っていないものの、イチゴのつぶつぶ感さえも感じられるジューシーさにきっと驚くだろう。 控えめな甘さではあるものの「アルコール感が強くて飲みにくい」ということは決してない。さっぱりしたい時にもうってつけだ。 【シュガーフリーカクテル】ロー ABV マティーニ   Photo: Kisa Toyoshima|ロー ABV マティーニ   シュガーフリーのカクテルとして紹介するのは「ロー ABV マティーニ」。ABVはアルコール度数を示す言葉で、つまりアルコール度数の低いマティーニということになる。 通常のマティーニは30度くらいのアルコール度数があるが、このカクテルは20度ほど。砂糖を使っていないというのもポイントだが、憧れのカクテル・マティーニを一度味わってみたかったという人にもおすすめしたい。 もう一つ、このカクテルでは「キューブ型のオリーブ」にも注目。実はこのオリーブ、自家製のジンを作る際にアルコールに漬け込んでいたもので、通常は捨てられてしまう実をペースト状にし、新しいオリーブへと生まれ変わらせたものなのだ。口にした後にどうしようかと迷ってしまう、あの種がないというのもうれしい。 ちなみに、背の低いマティーニグラスは同店のオリジナルで、マティーニが一番かっこよく飲めるように設計されているそう。ぜひ、ジェームズ・ポンドのように渋くマティーニをたしなんでみてほしい。 【アルコールフリーカクテル】トロピカルフルーツ  Photo: Kisa Toyoshima|「トロピカルフ
琉球泡盛と沖縄黒糖で作る世界初の黒糖リキュール「KOKUTO DE LEQUIO」が誕生

琉球泡盛と沖縄黒糖で作る世界初の黒糖リキュール「KOKUTO DE LEQUIO」が誕生

「琉球泡盛」と「沖縄黒糖」で作る世界初の黒糖リキュール「KOKUTO DE LEQUIO」の販売が2023年3月8日からスタートした。手がけたのは、国内外に多数のバーを展開するエスジー グループ(SG Group)。首里最古の泡盛の蔵元である「瑞穂酒造」、酒類の企画や販売を行う沖縄県の企業「ワン スピリット(OneSpirit)」と共同開発した商品だ。 開発のきっかけは、エスジー グループが沖縄県に「エル レキオ(El Lequio)」というバーを開いたこと。同店のオープンを機に、琉球泡盛や沖縄黒糖が抱える深刻な問題を知ったエスジー グループのファウンダーである後閑信吾は、この2つをベースにしたリキュールを発案。瑞穂酒造の仲⾥彬の協力を得て、開発がスタートしたのである。   左から仲⾥彬、後閑信吾 最大の特徴は、2種類の黒糖の組み合わせだ。より深い味わいを追求するべく、このリキュールでは2種類の黒糖をミックスしているのだが、沖縄県の8つの離島で作られる黒糖は、土壌の違いでそれぞれ風味が異なる。琉球泡盛との相性がいいのはどの黒糖か、どの2つを組み合わせるのがいいのかなど何度もテイスティングを重ね、濃厚でクリーミーなうまみを持つ⻄表島のものと、ビターなアクセントがある与那国島のものに決定したのだそうだ。   画像提供:SG Group   ベースとなるスピリッツには、沖縄県の桜の花から採取した酵母で作るフルーティーな泡盛を採用。そこに黒糖由来のラムを少量ブレンドすることで、黒糖の風味をより一層引き出す味わいに仕立てた。まるで蜜のような甘さの「KOKUTO DE LEQUIO」は、ロックはもちろん、ミルク割りや「エスプレッソ・マティーニ」などで味わうのがおすすめ。デザート気分で楽しみたい場合は、バニラアイスにたっぷりかけるのも最高である。   画像提供:SG Group 3月中は事前予約者への限定販売となり、同商品が一般販売されるのは4月中旬ごろから。600年の歴史を持ち、かつては琉球王府管理のもと献上品やおもてなしの酒として王国を支えるロイアルスピリッツであった琉球泡盛と、製糖方法が琉球に伝わって以来、2023年で400年の節目を迎えた沖縄黒糖。沖縄県が誇る伝統的な産物が溶けあうリキュールをぜひ手に取ってみてほしい。 なお、3月11日(土)の17時からは「KOKUTO DE LEQUIO」のローンチパーティーがエスジー クラブで開催される。4月の一般発売まで待ちきれない人は、こちらで黒糖リキュールのカクテルを楽しもう。 関連記事 『東京、隠れ家バー5選』 『東京、1万円以下のおまかせコース9選』 『東京、手頃価格のミシュランレストラン15選』 『Z世代がターゲット、エンターが育むクラブカルチャーの未来』 『代々木上原に桃源郷なスイーツショップ、「小楽園」で富士山を食べる』
チョコレートの宝石箱に入ったケーキも、京王プラザホテルのクリスマスケーキ予約受付中

チョコレートの宝石箱に入ったケーキも、京王プラザホテルのクリスマスケーキ予約受付中

9月に入り、だんだんと秋の気配が感じられるようになってきた。もう少し夏日は続きそうだが、そろそろ「冬の一大イベント」の計画を立てる時期が来たようだ。京王プラザホテルでは、2022年9月1日からクリスマスケーキの予約受付をスタート。今年は、宝石箱の形をしたフラッグシップケーキ「エクラン・ド・ボヌール~幸せの宝石箱~」をはじめ、8種類のケーキがクリスマス期間に販売される。 かわい過ぎて食べられない? プリンセスな宝石箱のケーキ やはり一番の注目は、フラッグシップケーキとして登場する新作「エクラン・ド・ボヌール~幸せの宝石箱~」だ。チョコレートでできた宝石箱は2段の構造になっており、下の段にはクリスマスケーキ、上の段には宝石のような9種類のプチガトーが収められている。幅42センチ、奥行き33センチ、高さ43センチ、そして重さはなんと約10キロというサイズ感にも心が躍る。 「一度にいろいろな味わいが楽しめる」というのも魅力の一つで、実はクリスマスケーキ自体も2種類のケーキが一度に楽しめるハーフ&ハーフの仕組み。ケーキの上に施されたリースには、シナモンやバニラ、アニスなどのスパイスも乗っており、これらは紅茶やカレーといった料理に活用することもできる。 画像提供:京王プラザホテル|「エクラン・ド・ボヌール~幸せの宝石箱~」(15万円)。都内23区限定でホテルスタッフが配送もしてくれる 青と黄色の食紅を混ぜ合わせることで出したこの淡いブルーや、パールシュガーを用いて宝石箱にラメ感を出すなど、細かく、繊細な演出にも注目。ケーキやプチガトーはその日のうちに味わってほしいが、宝石箱のチョコレート自体は涼しいところで2〜3カ月ほど日持ちするそうなので、少しずつ大切に楽しむのもいいだろう。 2人がかりで製作に24時間かかるという「エクラン・ド・ボヌール~幸せの宝石箱~」は5台の限定販売で(9月5日時点で5台のうち3台が予約済み)、価格は15万円(以下全て税込み)。スペシャルなクリスマスケーキを手に入れたい人は、早めにチェックしておこう。 王道ショートケーキ派の人は もちろん、「王道ショートケーキ派」を満たすケーキも用意している。一つ目は、群馬県産の小麦粉、名古屋コーチンの卵、糖度の高い国産イチゴなど、厳選食材で作られる「プルミエ・ダムール」(18×9センチは6,200円、9×9センチは4,200円)。毎年、クリスマス限定で作られる特別なショートケーキとして人気を誇っており、上質ですっきりとした味わいが印象的だ。 もう一つは、今年初めて販売される「コットンベリーのショートケーキ」。奈良県産の希少な白イチゴ「コットンベリー」を主役にした一品で、まるで雪が降っているかのような見た目も美しい。 画像提供:京王プラザホテル|「コットンベリーのショートケーキ」(1万5,000円) さらには、小麦粉は使用せず、豆腐や天然由来の甘味料など、低糖質の食材を用いた「低糖質ショートケーキ」(6,200円)もあるので、シーンに合わせた選択肢として、こちらもぜひ覚えておくといいだろう。 ほかにも「一年に一度だけ綴るクリスマスの物語」をコンセプトに、開いた本の形をデザインした「タリーナ」(6,200円)や、遊び心たっぷりの「ブッシュ・ド・ノエル」(5,700円)、配送専用商品として販売される「ノエル・ピスタージュ」(5,500円)など、華やかなケーキを多くラインアップしている。 「タリーナ」と「ブッシュ・ド・ノエル」は、「エクラン・ド・ボヌール~幸せの宝石箱~」と同様に2種類のケーキを一度
Photo of the Day - Music Loves Art in Summer Sonic 2022

Photo of the Day - Music Loves Art in Summer Sonic 2022

国内外のビッグアーティストはもちろんのこと、次世代の注目アーティストやアイドル、K-POPグループなど、その時々の注目株をいち早くとらえたラインアップが魅力の一つである「SUMMER SONIC」は、数多く存在する日本の音楽フェスの中でも、今の音楽の縮図を見られるような夏フェスだ。 2022年夏、3年ぶりの開催という点で大きな期待に包まれた「SUMMER SONIC 2022」だが、実はもう一つ、今年はアートの面でも新たな挑戦があった。それが「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」である。 「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」とは、日本のアーティストを世界トップレベルに育てていくことを目的に、音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組みとして文化庁がスタートしたプロジェクト。今回は、キュレーターとして幅広く活動する山峰潤也と、アートプログラムの企画から実施まで、作家とともにコーディネートすることで知られるArtTankがキュレーションを担当し、国内外5人のアーティストが参加した。 Photo: Kisa Toyoshima|イナ・ジャン「Voyages -たび(2022)」 作品は会場内に分散して展示され、「ZOZOマリンスタジアム」には金氏徹平と小林健太の作品、「ビーチステージ」にはレアンドロ・エルリッヒの新作、「幕張メッセ」には細倉真弓とイナ・ジャンの作品が登場。印象的だったのは、いずれの作品も「SUMMER SONIC」の一部としてそこに存在しており、来場した誰もにとって「身近」であったことだ。 中でも、エルリッヒによる温暖化や気候危機をテーマとした新作「Traffic Jam 交通渋滞」は、砂で作られた車と車の間を実際に歩ける仕組みで、作品の中に入り込んで写真を撮る人も多く見られた。 文化庁長官の都倉俊一は「日本の文化芸術は、音楽やアート、文化遺産などの分野ごとだけでなく、一緒に取り組むことによって新たな価値を創造し、世界により力強く発信することができると信じています」と本プロジェクトにコメント。あらゆるカルチャーが交わり合う「SUMMER SONIC」で作品を眺めている時間、都倉がいうこの可能性を強く感じた。 本記事では、アーティスト5人が手がけた作品の展示風景を撮り下ろし写真で紹介。イベントに参加できなかった人も、会場の雰囲気を楽しんでもらえたらうれしい。 Photo: Kisa Toyoshima|小林健太「フラグメンツ・オブ・メモリー, 2022」 Photo: Kisa Toyoshima|金氏徹平「Hard Boiled daydream (Sculpture/Spook) #A.B.C」 Photo: Kisa Toyoshima|イナ・ジャン「Voyages -たび(2022)」 Photo: Kisa Toyoshima|細倉真弓「I can (not) hear you(2019)」 Photo: Kisa Toyoshima|レアンドロ・エルリッヒ「Traffic Jam 交通渋滞(2022)」 Photo: Kisa Toyoshima|金氏徹平「Hard Boiled daydream (Sculpture/Spook) #A.B.C」 Photo: Kisa Toyoshima|小林健太「フラグメンツ・オブ・メモリー, 2022」 関連記事 『2022年、見逃せない芸術祭3選』 『9月から11月に開催する
銀閣寺近くのローチョコレート専門店、カカオマジックが期間限定のアンビエントカフェをオープン

銀閣寺近くのローチョコレート専門店、カカオマジックが期間限定のアンビエントカフェをオープン

京都の銀閣寺近くにあるローチョコレートの専門店、カカオマジックでは現在、2022年9月5日(月)までの期間限定でカフェをオープンしている。築90年の歴史を持つ建物、京都中央信用金庫 旧構成センターで6月3日に開幕したブライアン・イーノの大規模展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』とリンクしたアンビエントカフェだ。 Photo: Kisa Toyoshima 通常は、生のカカオを用いて、全行程を48度以下で調理したローチョコレートを扱う同店だが、期間中、カフェスペースではスペシャルなロースイーツ(熱を加えないで調理したスイーツ)やドリンクを提供。まず紹介したいのが、イーノの作品『Light Boxes』からインスピレーションを得たという『Light Soda(光のソーダ)』(1,100円)だ。 下の赤色はハイビスカスの一種であるロゼラ、上の紫色はバタフライピーというハーブで色を付けた一杯で、オプションでラベンダーの香りがするCBDを追加することも可能。美しい色の重なりにうっとりするチルアウトドリンクである。 時間がたつにつれて2つの色が交わり合い、じわじわと色が変化していく様子はまさに『Light Boxes』のよう。期間中は、別のハーブやミントを使った新たなドリンクも提供予定とのことで、こちらも楽しみにしたい。 Photo: Kisa Toyoshima|イーノは環境問題をはじめとする社会活動にもいち早く取り組んできたことから、ストローもガラス製のものを使用している また、店主の松田すみれが「冷蔵庫にあったら思わず食べてしまうからめったに作らない」という冷たいチーズケーキも見逃せない一品だ。カシューナッツをベースに、アーモンドミルクや無農薬イチゴなどを用いて作った『ストロベリー・ローチーズケーキ』(1,200円)は、焼かずに作ったロービーガンスイーツ。無農薬レモンもたっぷりと使われており、イチゴとレモンの甘酸っぱさがやみつきになる。 さっぱりとした甘過ぎない味わいなので、甘いものが得意でない人にもおすすめ。じっくりと味わいたい気持ちも分かるが、ひんやりと冷たいうちに味わおう。 Photo: Kisa Toyoshima|『ストロベリー・ローチーズケーキ』(1,200円) かつてDJとして活動していた松田は「当時は音を視覚化してDJをしていましたが、チョコレートやスイーツも同じような感覚で音をミックスするように作っているんです」と話す。 気持ちがいいところに音をはめたり、曲同士をつなげていくように、チョコレートやスイーツを作る際も、甘さや苦味、酸味、スパイシーさなどが心地よいバランスになるよう、ここだというところで素材同士を混ぜ合わせていくのだそうだ。 カフェで提供されるロースイーツも、今後新メニューが増えたり、現在提供しているものが終了したりと、期間中にどんどん変化を続けていくそう。松田ならではの感性で作られたスイーツを心ゆくまで楽しみたい。  Photo: Kisa Toyoshima|店主の松田すみれ 筆者は『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』を訪れた際、その空間に「時間のない惑星だ」という感想を持ったが、カカオマジックにもそれに通ずる居心地の良さがある。アンビエントミュージックの流れるこのカフェではおしゃべりを控えて、ぜひ「自分のためだけの時間」を過ごしてみてほしい。 もちろん、店頭では、生のカカオだからこその栄養価や生命力が感じられるローチョコレートも販売しているので、帰りがけにはこちらをチ
「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」の会期が9月3日まで延長決定

「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」の会期が9月3日まで延長決定

2022年6月3日に幕を開けたブライアン・イーノの大規模展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」の会期が、9月3日(土)まで延長されることが発表された。連日の盛況を受け、2週間の延長を決定したという。 また、イーノの22枚目のアルバム「FOREVERANDEVERNOMORE」が10月14日(金)にリリースされることも同時に発表。イーノのプライベートスタジオでレコーディングされた10曲が収録される本アルバムでは、2005年の「Another Day On Earth」以来、イーノ自身がボーカルを担当した。先行シングル「There Were Bells」の配信は昨夜からスタートしているほか、パフォーマンスビデオも公開中なので、ぜひチェックしてみてほしい。 イーノの多岐にわたる活動に再び大きな注目が集まる今、彼は今回のアルバムに対して「私自身が自分の『感情』を探求している証です」とコメントを寄せている。新しい感情に出合えるであろう「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」は、アルバムのリリース前にぜひとも自分の心と体で体験したい。 タイムアウト東京では「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」の体験レポートのほか、展覧会後に巡りたい京都の夜を提案した「京都、ローカルが案内するディープな夜ガイド」も展開中。夜ガイドでは、「ぎをんせくめと」のめぐみママに「間違いない夜の京都」も聞いている。今年の夏は、時代と文化が交差する京都を楽しみ尽くそう。 関連記事 『ブライアン・イーノの大規模展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」でしかできない9のこと』 『銀閣寺近くのローチョコレート専門店、カカオマジックが期間限定のアンビエントカフェをオープン』 『京都、ローカルが案内するディープな夜ガイド』 『インタビュー:ブライアン・イーノ』 『瞑想とアンビエントミュージック』
ブライアン・イーノの大規模展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」でしかできない9のこと

ブライアン・イーノの大規模展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」でしかできない9のこと

アンビエントミュージックの創始者であり、ビジュアル・アートに革命をもたらした英国出身アーティスト、ブライアン・イーノ。イーノの国内最大規模となる展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』が2022年6月3日、時代と文化が交差する京都を舞台に開幕した。 アンビエントミュージックとは、音を興味深く聞くことも、ただ聞き流すことも、無視することもできる、リスナーのあらゆる聴き方を受け入れる音楽だ。絶え間なく変化し続ける音と光に飛び込むような本展覧会も、アンビエントミュージックのように観客のあらゆる楽しみ方を受け入れ、その人によって感じ方の異なる空間となっている。 ゆえに、ほかの誰かと同じ体験をするということは難しい。しかしながら、「共感」というものを常にどこかで意識せざるを得ない現代においては、正解も間違いもなく、自由や開放に満ちたこの空間を心地よい場所だと感じる人もきっと多いだろう。 開催期間は9月3日(土)まで。日々の理不尽さや積み重なったストレスはいったん下ろして、この惑星に身を委ねてみてほしい。きっと本当の自分自身で過ごすことができるはずだ。なお、会場に入ると本当に時間を忘れてしまうので、この空間を存分に堪能したい人は、時間に余裕を持ち、一人で訪れることを推奨する。 1. 新しい人間と遭遇する。 築90年の歴史を持つ建物、京都中央信用金庫 旧構成センターを一棟丸ごと使った本展覧会では、3階から1階にかけて順に作品を見て回るのがおすすめ(もちろん楽しみ方は自由だ)。3階までの階段を上ったすぐの部屋に展示されているのが、世界初公開となる『Face to Face』である。 Photo: Kisa Toyoshima|『Face to Face』 実在する21人の顔写真を用いた本作は、ランダムなパターンとその組み合わせによって予期せぬアート作品を生み出す可能性を追求したもの。特殊なソフトウエアによって、本物の顔から別の顔へとピクセル単位でゆっくりと変化していき、毎秒30人ずつ、3万6000人以上の新しい顔を誕生させることができるのだそうだ。 まつ毛が伸びたり、頬が膨らんだり、うっすらひげが生えたり……、本物の顔の間に「新しい人間」が誕生していくのだが、全くと言っていいほど違和感を感じないのが不思議。年齢や性別、国籍といったものは関係なしに、人間という生き物が混じり合っていく感覚を体感できるはずだ。 2. 楽曲に潜り込む。 同じく3階に展示されているもう一つの作品が、代表的なオーディオインスタレーション『The Ship』。部屋には多数のスピーカーが設置されており、それぞれが個別の音を鳴らしている。つまり、部屋のどこにいるか、どんな体勢で音を聞いているかによって、楽曲『The Ship』の聴こえ方が変わってくるという仕組みである。 Photo: Kisa Toyoshima|『The Ship』 首を右から左に動かすだけでも音の変化が楽しめるので、目をつぶってみたり、椅子に横たわってみたり、部屋の中を歩き回ったりと、心のままに楽しんでみるといい。目を閉じると音が自分の周りを飛んでいるような感覚になるし、部屋の中を移動すればそれぞれのスピーカーから鳴る音を自発的にミックスすることもできるのだ。 ただし、部屋の中はとても暗いので、歩き回るのは目が慣れてからにしておこう。 3. 光の箱に吸い込まれる。 一つフロアを下りた2階では、LED技術を駆使した光の作品『Light Boxes』が展示されている。 Photo: Kisa Toyos