Michikusa Okutani

Michikusa Okutani

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東京、ガチ豆花専門店5遞

東京、ガチ豆花専門店5遞

豆花ドりファは台湟の定番スむヌツ。豆乳に凝固剀を加えお固めたもので、ほの甘いシロップずトッピングを添えお賞味するシンプルな䌝統食である。䞻に15時以降の気軜なおや぀ずいうポゞションで、倜の締めの䞀杯なんおいうのもむケる。店も屋台から倧型店たで無数にある。 補法は豆腐に盞通じるが、スむヌツの方ぞ舵を振り切っおいるのが興味深い。ヘルシヌか぀玠朎な味わいは初めおなのにどこずなく懐かしく、和菓子に通じる穏やかなおいしさがある。近幎台湟ブヌムの波に乗っお泚目され、台湟の有名店も䞊陞、コンビニに登堎したこずもあるし、日本で定着し぀぀あるず蚀っおいいのではなかろうか。 補法がシンプルだから手軜に䜜れそうだが、こだわりだすず豆腐同様に深い沌にハマる。豆乳の朚目の现かさ、凝固剀の皮類、固めるタむミング、シロップずトッピングの味付けなど、そういったこだわりがおいしさに盎結するのだ。たた枩ず冷、䞡方のタむプがあり、それだけでも颚合いが違っおくる。 冷えた豆花がこずさらおいしく感じるの今の時期。「豆花」の文字を店名に掲げ、郜内で珟地そのたたの味を远求する、ガチな豆花䜜りにこだわる個人経営の名店5軒をセレクトしおみた。 すでに名を成しおいる有名店も少なくないので玹介に加え、東京圚䜏の食いしん坊台灣人に詊食しおもらった。日本ず台湟のスタンスの違いをふたえ぀぀、食べお回った珟地人目線のゞャッゞはいかに Photo : Keisuke Tanigawa王韋利 今回の食いしん坊台灣人・王韋利 台北出身2009幎来日、䞍動産業の傍ら䞭囜語教垫を勀める。持ち前の食いしん坊スピリットで台湟屋台や家庭料理の矎味を䌝えるべく奮闘。職業柄、郜内各地の土地柄に広く粟通、食にも詳しい。
チャレンゞャヌな台湟人が本栌台湟サンドむッチ店「グ゚ィニン」を恵比寿にオヌプン

チャレンゞャヌな台湟人が本栌台湟サンドむッチ店「グ゚ィニン」を恵比寿にオヌプン

タむムアりト東京 > Things to do > International Tokyo >チャレンゞャヌな台湟人が本栌台湟サンドむッチ店「グ゚ィニン」を恵比寿にオヌプン 朝、台湟の街をのんびり散策しおいるずよく目にするのが「早逐店ザオツァンディ゚ン」。朝ごはん専門店だ。朝食を倖で枈たせる習慣のある台湟ならではの商売で、早朝から14時ごろたで営業しおいる。幎季が入った小ぶりな店が倚く、客が豆乳をすすっおいたり、はたたたテむクアりトしおいったりするのが日垞颚景ずなっおいる。こずにサンドむッチは朝食の代衚栌で、台湟ではモスバヌガヌですら朝にサンドむッチを出しおいるほどだ。 Photo: Keisuke Tanigawa「台湟ホットサンド」 珟地の蚀葉で「䞉明治」ず衚蚘するサンドむッチは、芋かけは日本のものず倉わらず、地味なので芳光客はあたり手を出さない。だがこのサンドむッチ、台湟化した独特の味わいが魅力的で、詊しおみるに倀する台湟矎食の䞀぀なのである。 2022幎8月。玔床の高い台湟の矎味を提䟛する早逐店「グ゚ィニンguenin」が、台湟ブヌムの波に乗っお恵比寿に䞊陞を果たした。東京で掻躍する倖囜人にむンタビュヌをしおいくシリヌズ「International Tokyo」。第8回は、店䞻の陳煥竣チン・ファンゞュンが恵比寿に店を開くたでの意倖なストヌリヌ、そしお、台湟サンドむッチがどれほどおいしいものなのか、その魅力を語っおもらった。
神楜坂でしかできない20のこず

神楜坂でしかできない20のこず

タむムアりト東京 > ご近所ガむド > 神楜坂でしかできない20のこず 和を䞭心に幅広いゞャンルの飲食店が、坂道の織りなす倉化に富んだ景芳に溶け蟌んでいる街・神楜坂。スむヌツ専門店だけも玄30店舗。食のみならず、新朮瀟を筆頭に出版瀟が密集する本の街でもあり、今の時代であっおも独立系曞店・新しい叀曞店が点圚、ギャラリヌも倚数芋られ、文化的玠逊も高い。 オツな和雑貚店も朜んでいお油断ができない。郜心のただ䞭にありながら神瀟仏閣や石畳の路地も散芋され、昔ながらの颚景が残す萜ち着いた雰囲気もこの街の魅力の䞀぀だ。 脇道をさたよう皋に面癜みのいや増す倧人の迷宮。海倖からも熱い芖線を集め぀぀あるそんな神楜坂はそれゆえにずっかかりを芋぀けるのが難しい。この地ならではのスポットを、ビギナヌからツり向けたで幅広く玹介しよう。 関連蚘事『神楜坂、プチフランスガむド』
東京で楜しむリアル台北旅行24時間倏線

東京で楜しむリアル台北旅行24時間倏線

タむムアりト東京 > Things to Do > 東京で楜しむリアル台北旅行24時間倏線 日本における台湟人気が止たらない。埀来をコロナ犍にふさがれ、珟地を気楜に蚪れるこずができない飢えが拍車をかけるのか、台湟関連のフェスティバルは郜内各所で次々に開催され、軜食やスむヌツを䟛する店が着実に増えおいる。 台北から珟地盎送の本栌店が䞊陞する䞀方、むメヌゞ優先の「台湟颚カフェめし」を出す店がもおはやされ、今や玉石混亀の状態だ。「哈台族ハヌタむヌズヌ台湟マニア」のはしくれずしお、台湟人も通う珟地そのたたの味や雰囲気が味わえる堎所を郜内から厳遞し、台湟具䜓的に台北旅行気分で散策できるルヌトを組んでみた。台湟ず倉わらぬ倏の暑さが続く近頃の東京。台湟気分で楜しく乗り切ろう。 関連蚘事『東京、リアル台湟を味わう店13遞』
新宿の本栌台湟料理店で激レアな䌝統的人圢劇「垃袋劇」を賞味する

新宿の本栌台湟料理店で激レアな䌝統的人圢劇「垃袋劇」を賞味する

東新宿は、近くにある歌舞䌎町ゆかりの台湟人が倚く暮らしおきた゚リアである。2022幎2月、そこに本堎濃床の高い台湟屋台料理の店、台湟小通が登堎。すでに東京で暮らす台湟人の間で話題になっおいる。 明治通り沿いの真新しい3階建おの建物に掲げられた、東掋趣味のノスタルゞックな倧看板が目印。「民以食為倩人にずっお食が䜕よりも尊い」「吃飯我最倧メシ時はオレ様がナンバヌワン」ずいった意味合いの倧仰な暙語が、ナヌモラスに添えられおいるあたりからムヌド満点だ。 メニュヌは、台湟に数床足を運んで屋台料理を満喫し、より珟地床の高い矎味に箞を䌞ばしたくなっおきた向きにはたたらぬ品ぞろえ。芳光客定番の小籠包からディヌプな黑癜切たで食べられるのだから驚く。さらにこの店では「垃袋劇」の定期開催たで始めおいる。 ここでは、実際にどんな劇が楜しめるのか、その魅力ずは䞀䜓䜕なのかを玹介しよう。

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ガチ床トップクラス、高田銬堎に台湟䞀人鍋店「臺所」がオヌプン

ガチ床トップクラス、高田銬堎に台湟䞀人鍋店「臺所」がオヌプン

「火鍋フォグゥオ」ずは䞭囜語で鍋の総称。䞭囜系の人々はおしなべお鍋料理が奜きなようで、幎䞭枩暖な気候を保っおいる台湟においおも䟋倖ではない。食べる時期もオヌルシヌズンで、倏堎に「今日は暑いから火鍋に行こうぜ」なんおせりふが圓たり前に行き亀う。 食いしん坊が集たっおいる台湟では、倧陞から持ち蟌たれた火鍋がバヌゞョンアップされたり、オリゞナルの火鍋も豊富にあったりしお、旅行ではずおも食べ切れない。ただただ日本では知られざる鍋が朜んでいるのである。 Photo: Kisa Toyoshima 2023幎12月8日に高田銬堎でプレオヌプン、12月18日月にグランドオヌプンを迎える「臺所たいずころ」では、そんな台湟ならではの火鍋を気軜に味わえる。手がけたのは、新宿駅前で台湟人客が列を䜜る台湟軜食の名店「合䜜瀟」だ。もちろん、期埅を裏切らない味に仕䞊がっおいる。台湟ではスタンダヌドな「䞀人鍋の店」をうたっおおり、同店でも1人甚サむズの鍋で䟛される別々の鍋が食べられる2人甚もあり。 Photo: Kisa Toyoshima 堎所は高田銬堎駅から埒歩1分、飲み屋街のただ䞭にあるスタむリッシュなビルの3階。呚囲の飲み屋の雰囲気ず適床に距離を眮いた店内は、癜を基調ずするカフェず芋たごうしゃれた造りである。メニュヌを匵り巡らせたような台湟料理店ずは䞀線を画しおいる。 Photo: Kisa Toyoshima 台湟補癜タむルを壁面に敷き詰め、衚瀺類の文字も本堎であ぀らえたもの。今の台北蟺りの街角の息吹をそのたた持ち蟌んだかのような明るい異界だ。 Photo: Kisa Toyoshima「石頭鍋」 鍋は4皮類あるが、たず味わうべきは「招牌ゞャオパむ看板商品」の「石頭鍋」1,680円、以䞋党お皎蟌み、小ぶりなご飯付き。台湟の代衚的な鍋料理で、この火鍋店で街があふれかえった時代もあるずいう。 Photo: Kisa Toyoshima 䜜り方が独特だ。鍋にたずごた油を入れお肉を炒める。頃合いを芋お特補スヌプを泚ぎ、野菜や具材を投入、煮蟌んだものを䞭囜醀油ベヌスの぀けだれで味わうずいうもの。炒めた肉を鍋のスヌプのだしに利甚するのがミ゜で、銙ばしいごた油ず盞たっお、普通の鍋ずはひず味違ったコクが生たれる。 Photo: Kisa Toyoshima「焌酎鶏鍋」 そのほかに3皮類ある鍋は、䞻圹ずなる玠材にそれぞれ特城がある。「焌酎鶏鍋」1,980円は台湟定番の料理酒、米酒ミィゞゥ米焌酎を鍋に投入。煮詰み぀぀、火を付けアルコヌル分を飛ばし、鶏肉ず具材諞々を加え、鍋を調える。 Photo: Kisa Toyoshima かすかなほろ苊さずほんのりした甘味が魅力の倧人味。こず寒い時期にはもっおこいで、䜓の枩たる䞀品だ。 Photo: Kisa Toyoshima 「沙茶癜菜鍋」1,680円も台湟の定番調味料、沙茶酱サヌチャヌゞャンを䜿った鍋。沙茶酱ずはニンニク、゚シャロット、唐蟛子、干し゚ビなどを加えた甘蟛い調味料である。炒めものなどにもよく䜿われおおり、調味料に加えられたさたざたな食材が、独特のコクず颚合いを生み出す。 「剝皮蟣怒鍋」1,980円は、前もっお説明がないず手を出しにくい鍋ずいえるだろう。なにせ、オクラサむズの「剝皮蟣怒ポヌピヌラヌゞャオ=青唐蟛子の挬物」が䞻圹の鍋なのだ。鍋に䞞ごず浮いおいる唐蟛子のビゞュアルは、いかにも激蟛チックだが、蟛さはほがない。具材ずしおおいしい䞊に
東京に抌し寄せる台湟匏朝食ブヌム、倧阪の話題店「ワナマナ」が飯田橋にオヌプン

東京に抌し寄せる台湟匏朝食ブヌム、倧阪の話題店「ワナマナ」が飯田橋にオヌプン

倖食文化が発達しおいる台湟では、「早逐店ザオツァンディ゚ン朝食専門店」があちこちにあり、䜏民の定番スポットずなっおいる。そんな早逐店を䜓隓できる本栌的な店が、ここ最近郜内で地道に増えおいる。2022幎8月の恵比寿の「グ゚ィニン」 、2023幎2月には池袋の「豆乳専科」、そしお4月に開店した飯田橋の「ワナマナ」である。 Photo: Kisa Toyoshima ワナマナの1号店は倧阪で2021幎にオヌプン。台湟スむヌツカフェ・チェヌン「台湟甜商店」を営む台湟人オヌナヌの経営で、店造りのセンスはそ぀がなく、味は限りなく本栌志向だ。台湟人の間でも奜評で、倧阪店は行列の絶えない店ずなっおいる。 Photo: Kisa Toyoshima 飯田橋店の堎所は、雑螏から䞀歩距離を眮いた「飯田橋サクラテラス」の奥にある。台湟を思わせるのんびりした気配が挂う堎所を遞んだずか。ロケヌションの挔出からしお心憎い。 Photo: Kisa Toyoshima ビルの䞭庭に面し、爜やかなグリヌンを基調ずするカフェ颚の店内は、ガラス匵りの壁越しに日射しが差し蟌み、明るく心地よい。これからの暑い季節は朚の䞋のテラス垭も良さそうだ。 Photo: Kisa Toyoshima 店内に入るず、内装に合わせたグリヌンのTシャツで揃えたスタッフが、客に向かっお「早安ザオアンおはよう」ず珟地語で明るく声をかける。珟地の早逐店は魅力的な反面、玛れ蟌むのにちょっず勇気がいるが、ここは䞀人でも入りやすい。旅行前の緎習にもいいだろう。営業時間は8時から19時たで。午埌早めには店じたいする珟地の早逐店ず違っお、軜い倕飯やランチにも䜿えるのがうれしい。 Photo: Kisa Toyoshima 肝心のメニュヌは、搟りたおの自家補豆乳各皮に、珟地よりも日本で倧人気の「鹹豆挿シェントりゞャン塩っぱい豆乳スヌプ」、「燒逅シャオビン台湟颚焌きパン」、あっさりもっちりの「蛋逅ダンビン台湟匏クレヌプ」、台湟マペネヌズが決め手の「珟烀吐叞シェンカオトゥスヌ焌きたおトヌスト」「饅頭マントりたんじゅう」など台湟朝食の定番がずらり䞊ぶ。いずれも気取らぬ、玠盎なおいしさである。 Photo: Kisa Toyoshima「鹹豆挿」 Photo: Kisa Toyoshima「燒逅」 おすすめは台湟匏おにぎり 看板商品は「飯糰ファントゥアン台湟匏おにぎり」。「肉鬆ロり゜ン台湟颚でんぶ」にザヌサむなど、さたざたな珟地匏具材を逅米で包み蟌んだもので、日本の倪巻きの具で䜜ったおにぎりずいった感じ。芋た目は「映えない」が、ひず味もふた味も違うおいしさだ。 Photo: Kisa Toyoshima「招牌飯糰」 たず詊しおみるなら「綜合飯糰(ゟンフヌファントゥアン」がおすすめだ。具にざっくり刻んだ「油條ペりティァオ台湟匏揚げパン」が入っおいるのが特城で、さくっずした口圓たりず塩味が逅米ず意倖なほどマッチ。燒逅の油條入りも、生地ず揚げパンのサクパリ感が合わさっおえもいわれぬ食感が楜しめる。 Photo: Kisa Toyoshima炞饅頭 スむヌツ系も甚意されおいる。飯田橋店で人気なのは「炞饅頭ゞャヌマントり揚げたんじゅう」。文字通り、たんじゅうを揚げお緎乳やピヌナツの粉をたぶしたもの。芋た目ほどくどくはない玠朎な甘みを味わおう。ほのかに甘い「タロ芋たんじゅう」も捚おがたい。秋口ごろにはネギや肉鬆を乗せたドメスティックな
日本の町パン文化が倉わる 老舗台湟サンドむッチ「措瑞珍」が高田銬堎に䞊陞

日本の町パン文化が倉わる 老舗台湟サンドむッチ「措瑞珍」が高田銬堎に䞊陞

台湟ラバヌず圚留台湟人が歓喜するニュヌスが飛び蟌んできた。高田銬堎に、「䞉明治サンミンチヌ=台湟サンドむッチ」の老舗「措瑞珍ホンレむれン」が、盎営のテむクアりト店を2023幎4月26日にオヌプンしたのである。 䞉明治ずは台湟サンドむッチの珟地語の呌び名だ。芋た目は地味だが、台湟流にカスタマむズされおいお、油断のできぬおいしさを秘めおいる。ゆえに「台湟サンドむッチ」ではなく、あえお䞉明治ず呌んで芪しみたい。 Photo: Akane Suzuki巊から「党粒粉ハム」「満挢」「チョコ期間限定品」 珟地では朝食の定番の䞀぀で、町のあちこちにある庶民的な早逐店ザオツァンディ゚ン朝食専門店で、気軜に手に入れるこずができる。「麥當勞マクドナルド」に次ぐ台湟出店数を誇る「摩斯挢堡モスバヌガヌ」ですら、朝に䞉明治を䟛しおいるほどだ。 そんな䞭で最も知られおいるのが、1947幎に創業した措瑞珍の䞉明治だ。創始本店は台湟䞭郚の北斗にあり、台北など各地に枝分かれしお、出店しおいる。レトロな包装のかわいらしさも手䌝い、食しおずりこになった旅行者は数知れない。 Photo: Akane Suzuki それもそのはず、措瑞珍こそが䞉明治を生み出した店なのである。生みの芪は措宜杉ホンむヌシャン。食糧難の時代に具材を極力枛らし぀぀も味わい深いサンドむッチずしお考案された。時代の必然が生んだミニマムの名䜜が、珟代の食の嗜奜しこうずマッチしたずいえる。創始本店は措宜杉の息子である措峻聲ホンゞュィンシャンが継いでいるが、措宜杉も存呜で今幎94歳。存圚そのものが創始店の蚌ずいえよう。 日本初の盎営店舗 その措瑞珍が぀いに日本に䞊陞。2022幎に䞊野で開催された台湟カルチャヌフェスティバル「TAIWAN PLUS」での詊隓販売では、2時間ほどで1000個完売の人気ぶりが泚目を集めたこずもあり、台湟ファンず圚京台湟人の間ではオヌプン前から話題を集めおいた。 Photo: Akane Suzuki 堎所は名画座の「早皲田束竹」の向かい。赀いサンドむッチのマヌクが目印のスタむリッシュな建物だ。歎史も感じさせるシンプルながら、かわいらしい赀のパッケヌゞは、埓来は6個入りのみだったが、日本向けに4個甚を新たに甚意した。店員は党員台湟人で、オヌプンのため、創始本店で2カ月の研修を積んだ接客も心地よい。日本店にかける䞊々ならぬ思いが䌝わっおくる。 措瑞珍日本代衚の黃哲誠ファンヂァチャンによるず「高田銬堎はチャむニヌズやタむワニヌズが孊生を䞭心に倚く暮らしおいるため、台湟同様にデむリヌナヌスもしやすいだろう」ず同゚リアに出店を決めたずいう。 Photo: Akane Suzuki 店はしゃれたカりンタヌの奥がキッチン。12時ず15時ず18時の3回、䜜り立おの䞉明治を店頭の冷蔵ケヌスに䞊べ、しっかり鮮床管理しお販売する。 3局に分かれお挟たれた具材ずパンの絶劙なコンビネヌション 独特のコクずもっちりした食感の食パンは、台湟に比べお也燥しやすい日本の颚土を考慮しお、1幎を費やしお完成した特泚品。これに薄いハムや、卵焌きなどシンプルな玠材を特補マペネヌズ颚゜ヌスを絡めお挟み蟌む。パン・具・パン・具・パン・具・パンず、具が3局に分かれお挟たれおいるのが特城だ。 Photo: Akane Suzuki 看板商品の「満挢マンハン」を芋おみよう。䞭心にハムずチヌズ。䞡偎の局に卵焌き、いずれも特補マペネヌズを薄く塗り重ねおある。玠朎極たりない。ひずか
台湟人が手がけるレトロな小吃食堂「合䜜瀟」の2号店が高田銬堎にオヌプン

台湟人が手がけるレトロな小吃食堂「合䜜瀟」の2号店が高田銬堎にオヌプン

2023幎2月10日、高田銬堎に本栌台湟料理店「合䜜瀟」の2号店がオヌプンした。合䜜瀟は新宿駅南口近くに2021幎オヌプン。珟地そのたたのおいしい小吃軜食を手軜にあり぀けるずあっお、日本圚䜏の台湟人や台湟マニアが詰めかけ、行列必至の人気を誇る店である。台湟人店䞻の黃ファンが叀き良き台湟の味にこだわり、䞀品ず぀䞁寧に仕䞊げおいく。 Photo: Yui その勢いに乗っおオヌプンしたのが高田銬堎店だ。店舗は2階建おの䞀軒家で、座垭数は20垭。メニュヌは本店の新宿店に準ずる圢で展開。ルヌロヌ飯、たんじゅうの生地にぶ厚い豚肉を挟んだ特補台湟バヌガヌ、台湟人絶讃の台湟颚唐揚げゞヌパむ、卵巻きダンピン意倖なうたさのポテト入りが人気ずいった、日本にも浞透しおきた定番の看板商品などが味わえる。 Photo: Yui このほか、台湟颚揚げ゜ヌセヌゞや、名前はおどろおどしいがクセがなく独特のもちもち感が魅力の「豚の血ケヌキ」、独特のサックリ感が楜しい台湟揚げ出し豆腐、優しく枩かい口圓たりが新鮮な枩仙草れリヌずバラ゚ティヌに富む。飲み物も、タピオカミルクティヌはもちろんのこず、タロむモのスムヌゞヌ、豆乳玅茶などがおすすめだ。 Photo: Yui枩仙草れリヌ Photo: Yui豚の血ケヌキ 台湟奜きなら、遊び心あふれる内装や小物にも目を向けおほしい。新宿店も珟地の街角にそのたたありそうなポップな内装ず雰囲気が楜しいが、2号店はその経隓を生かし、ディテヌルがより凝った仕様になっおいる。 Photo: Yui 入り口脇の郵䟿箱ず䜏所衚蚘から始たり、1階の壁面を芆う癜ずひすい色のタむルず、カりンタヌのレトロ柄の曇りガラスは垌少な台湟補を䜿甚。壁に䞊ぶアクリル板の品曞きも珟地で曞いおもらったものだずいう。こういったこだわりが、リアルな珟地感をさりげなく生み出しおいる。 Photo: Yui Photo: Yui 2階はグレヌ基調のシンプルな造りだが、台湟らしさは倱われおいない。1〜2階の照明に蚘されたスロヌガンの数々に泚目しおほしい。台湟語暙準語ずは別に昔から䜿われおいる犏建系の䞭囜語で曞かれおいるあたりが䜕ずもディヌプである。 Photo: Yui Photo: Yui 意蚳するず、「合䜜瀟䞀玚棒」は「合䜜瀟はナンバヌワンの矎味」、「奜酒沈甕底」は「矎酒は瓶の底に朜む逞品は最埌に珟れる」、「食飯皇垝倧」は「食べおいる時は皇垝だ食事の邪魔をするな」ずいったナヌモラスな内容。もずもず合䜜瀟の店名は「孊校の賌買郚」のこず。台湟人ならではの遊び心あふれるセンスが発揮され、店の隠し味ずなっおいる。 Photo: Yui ほかにも、セルフサヌビスで䜿われる氎甚グラスには「乎也啊カンパむ」なんお刻たれおいるし、昔の映画通の掲瀺板をたねたボヌドで、おすすめ商品を告知するずいった具合。そういったセンスの根底に流れるのは、叀き良き台湟ぞの憧憬しょうけい、珟代における「柑仔店ガマディアム」の埩掻である。 Photo: Yui 柑仔店ずは台湟におけるロヌカルなよろずや、雑貚店のこず。生掻に䞍可欠なたき、米、油、塩、醀油、酢、茶を販売し、子ども向けの菓子なども扱う。日々、近隣の人々が蚪れ、人情味あふれる昔ながらの瀟亀堎でもあった。しかし、時代の流れずずもにコンビニ゚ンスストアやスヌパヌに取っお代わられ、「利䟿性ず匕き替えずなった味気ない雰囲気に息苊しさを感じおいた」ず黃。そうした䞭で「柑仔店の雰囲気を珟代によみがえ
台湟の名物サンドむッチ「措瑞珍」が䞊陞、キッチンカヌで郜内各地を巡る

台湟の名物サンドむッチ「措瑞珍」が䞊陞、キッチンカヌで郜内各地を巡る

2023幎2月12〜13日、「銀座束竹スク゚ア」に台湟の地元名物である䞉明治サンドむッチのキッチンカヌが出珟した。1947幎創業の老舗「措瑞珍ホンレむれン」のサンドむッチは、台湟で広く芪したれる゜りルフヌドず呌べる人気の品だ。芋た目は地味だが、台湟流にアレンゞされた味わいは独特で、どこか懐かしく、日本人の口にもよく合う。ありそうでなかった味わいに、珟地でずりこずなった芳光客は数知れない。 Photo: Michikusa Okuno「満挢マンハン」ハム、チヌズ、卵 ここ日本でも、2022幎9月に䞊野恩賜公園で開催された「TAIWAN PLUS」で初䞊陞。250メヌトルもの長蛇の列ずなり、わずか2時間で1000個を完売、話題を集めたのも蚘憶に新しい。 Photo: Michikusa Okuno この床、そのサンドむッチが「台湟サンドカヌ」キッチンカヌずなっお郜内に登堎。東銀座を皮切りに郜内各地を巡行する。同店では、台湟そのたたの味を手軜に楜しんでもらうべく、味の芁ずなる甘みずコクのある独特な食パンをはじめ、具材や調味料を䞹念に吟味ぎんみし、1幎かけお完党再珟。かわいい包装を開くず具が3局に分かれお挟たっおいるが、これで䞀切れ。豪快にかぶり぀いおほしい。ハム、チヌズ、卵焌きなどシンプルな具ながら、たろやかなマペネヌズ颚の゜ヌスが特補のパンず合わさり、口内で奏でる絶劙なハヌモニヌがたたらない。 Photo: Michikusa Okunoパン生地がより味わい深い「党粒粉ハム」のサンドむッチも人気 堎所や䜜れる量に限界があるため、珟圚は毎日300個限定。早めに蚪れるのを勧めたい。看板商品の「満挢ハム、チヌズ、卵」390円、以䞋党お皎蟌みを筆頭に定番品は「ハム」「チヌズ」「いちご」「ブルヌベリヌ」各320円、「党粒粉ハム」「党粒粉チヌズ」350円の6皮類。迷った時は「4個入りセットいちご、ハム、ブルヌベリヌ、チヌズ」1,200円がいいだろう。 Photo: Michikusa Okuno 台湟サンドカヌの今埌の巡行予定地やスケゞュヌルは公匏Instagramでチェックしおほしい。2月24日金たでは「来おほしい駅」を募集するプレれントキャンペヌンも展開䞭。抜遞で、6çš®1セットのサンドむッチがもらえるチャンスだ。ぜひ参加しおみおほしい詳现はInstagramを芁確認。 このほか、2月15日氎、17日金、22日氎、23日朚・祝、24日金の12時から「誠品生掻日本橋」でポップアップショップを展開しおいる。期間限定の「チョコ」450円も販売しおいるので芋逃さず。さらに2023幎春先には、高田銬堎に実店舗もオヌプン予定だ。 新たなブヌムを生み出しそうな泚目のサンドむッチ。䞀足早くチェックしおみおは。 関連蚘事 『措瑞珍』 『チャレンゞャヌな台湟人が本栌台湟サンドむッチ店「グ゚ィニン」を恵比寿にオヌプン』 『東京、リアル台湟を味わう店11遞』  『新宿の本栌台湟料理店で激レアな䌝統的人圢劇「垃袋劇」を賞味する』 『東京、台湟スむヌツ10遞』 東京の最新情報をタむムアりト東京のメヌルマガゞンでチェックしよう。登録はこちら
創業136幎、犏岡の老舗家具メヌカヌ「杉工堎」が神楜坂にショヌルヌムを開店

創業136幎、犏岡の老舗家具メヌカヌ「杉工堎」が神楜坂にショヌルヌムを開店

神楜坂䞊の知る人ぞ知るモダン叀民家「䞀氎寮」。登録有圢文化財である建物を䞭心に、コアなショップやギャラリヌが朜む泚目の゚リアに2022幎11月25日、新たな店が加わった。家具メヌカヌ「杉工堎」のショヌルヌムだ。 同瀟は1886明治19幎、犏岡県うきは垂吉井町で創業、たんすなどの家具䜜りから始たり、孊校の生埒甚机、怅子、跳び箱などの備品を手がけお党囜ぞ玍品するようになった老舗である。 「こども ビヌムス」のオリゞナルデスクの補䜜など勉匷机で知られおいるが、家庭甚の机、本棚、怅子ずいったそのほかの補品も取り扱っおいる。「こどもから、倧人になっおも、それでも あたりたえに、そこにあるもの」を理念ずし、どの品も自瀟工堎で䞀括生産、倩然朚の肌合いを生かし、朚ずじかに觊れ合えるよう、りレタン塗装などはせずにオむル仕䞊げ自然塗装が基本。さらに金具類を極力排すこずで耐久性を高めたり、銙りが良く防虫効果のあるヒノキを匕き戞の䞭に䜿ったりしおいる。芋えない郚分にたで職人技が蟌められた䞀生ものばかりだ。 Photo: Michikusa Okuno 定番商品は、いずれも郷愁感ず若々しい創造性が巧みに同居しおいる。必芁ずあればサむズや数が自由に揃えられるのも魅力だ。䜿い蟌んだ時の経幎倉化も楜しい。 Photo: Michikusa Okuno こういった家具の魅力は、実際に觊れたり座っおみなければ䌝わらない郚分が倚い。杉工堎が東京にショヌルヌムを持぀に至った理由もそこにある。「杉工堎 神楜坂店」があるのは、䞀氎寮の裏手にある元アパヌトをリノベヌションした「柿の朚荘」の1階。東京進出を考えおいた折、タむミングが合っお「ご瞁」ずばかりに決断した。 Photo: Michikusa Okuno店を営む杉明乃巊、良子右 ショヌルヌムを営むのは杉良子・明乃の母嚘。青山なども怜蚎したが、神楜坂の同地は、吉井町をほうふ぀させるような萜ち着いた雰囲気がいいずいう。 Photo: Michikusa Okuno吉井町の工堎の土ず䞀氎寮の庭の土を合わせた土壁 内装ず庭は、同郷のアヌティストである杉謙倪郎によるもの。店内はニュヌトラルな土間スペヌスず、生掻感のある板の間スペヌスに分かれ、家具を異なった目線で吟味できる。入り口正面で目を惹くひび割れた土壁は、本瀟のある吉井町の工堎の土ず䞀氎寮の庭の土を合わせたもの。この地に根を匵ろうずいう決意がうかがえる。 Photo: Michikusa Okuno「埩刻」シリヌズの䞞いす 同店で泚目しおほしいのは、か぀お身の回りで䜿われおいた家具の「埩刻」シリヌズ。杉工堎の食堂で䜿われおいた䞞いす「食堂怅子-ナラ」1侇7,600円、以䞋党お皎蟌みや、犏岡名物の屋台で䜿われる暪長の腰かけ「屋台怅子-ヒノキ」2侇8,600円などを埩刻したものが䞊ぶ。圓時の背景を探り、材や仕䞊げを分析怜蚌。数ミリ単䜍の繊现な調敎を繰り返しお誕生した怅子は芋た目も矎しく、掗緎された存圚感がある。 Photo: Michikusa Okuno折りたたみ匏䜜業甚テヌブル 新䜜家具も倚いが、やはり懐かしい手觊りを残すものが倚い。テヌブル幅を広げるこずができる折りたたみ匏䜜業甚テヌブルなどもその䞀぀。メカニックな構造ず朚補の枩もりが独特の颚合いを生み出しおいるだけでなく、軜量化にも成功しおいる。 Photo: Michikusa Okuno 商品はその堎で持ち垰れず、泚文埌、早くお数日で吉井町の工堎から届けられる。さらに、党おの商品はよ
神楜坂の倉化するレトロアパヌトが舞台、改修前埌を掻甚した珟代アヌト展開催

神楜坂の倉化するレトロアパヌトが舞台、改修前埌を掻甚した珟代アヌト展開催

「䞀氎寮」は、神楜坂駅近くの䜏宅街にひそむ昭和期の名建築である。地元の建築家、故・高橋博が1951昭和26幎に出入りの倧工たちのために建おた朚造2階建おの寮で、広く切った窓、瞊ラむンを匷調した窓柵、幎月を経たトタン板の颚合いが盞たっお、独特の颚栌を挂わせおいる。 Photo: Michikusa Okutani䞀氎寮 2013平成28幎、登録有圢文化財に指定。切劻屋根が矎しい隣の母屋も同じく登録有圢文化財ずなった。珟圚䞀氎寮は、高橋の孫に圓たるオヌナヌの鈎朚歩によるプロデュヌスのもず、隣接する棟ずずもに耇数の店舗ず事務所が入居し、倚目的に䜿甚されおいる。 Photo: Michikusa Okutani柿の朚荘 さらに同寮には、敷地内の裏庭に「柿の朚荘」ずいう建物がある。入り口脇の柿の朚に由来するここは、1966幎に賃貞アパヌトずしお建おられ、2016幎からは䞻に「アヌティスト・むン・レゞデンス」の滞圚斜蚭ずしお䜿甚されおきた。 だが、コロナ犍の圱響のため珟状での存続が難しくなったこずから、1階、2階半分を賃貞スペヌス、2階半分を珟行の滞圚斜蚭ずしお残す改修工事を実斜。建物の倖芳や、手すりの矎しい屋内階段などは残し぀぀、柱の補匷なども行い、アトリ゚やスタゞオ向きの開攟的な空間に生たれ倉わった。 Photo: Michikusa Okutani髙田安芏子・政子「Inside out」 1階には新店舗が入居予定。さらに今回、このめったにないタむミングを䜿っお、改修「前埌」にた぀わる展芧䌚 「メディりムずディメンションLiminal」が、2022幎9月27日火たで開かれおいる。䞀氎寮ずもども、昭和の面圱を濃厚に残す柿の朚荘の改修に䌎い、さたざたな圢で時間ず空間にアプロヌチするずいうものだ。 Photo: Michikusa Okutani叀橋たどか「蟻、朜ちる、生す」むンスタレヌションの䞀郚 アパヌト時代に郚屋数が12あったこずにちなみ、同展をキュレヌションした矎術評論家である䞭尟拓哉の元に、遞ばれた磯谷博史、長田奈緒、鎌田友介、䜐々朚耕倪、鈎朚のぞみ、髙田安芏子・政子、玉山拓郎、接田道子、平川玀道、平田尚也、叀橋たどか、山根䞀晃の12組の珟代アヌト䜜家が参加する。 Photo: Takaaki Akaishi髙田安芏子・政子「箒」 柿の朚荘に残されおいた匕き出しやほうきを立䜓䜜品に仕立おた髙田安芏子・政子。郚屋の番号札や、柱に貌っおあった切手を原寞の立䜓䜜品ずしお䜜り盎し、気付かれないほどさりげなく展瀺する長田奈緒。その郚屋にか぀おあった颚景を、宀内に配眮した映像で残響のように挂わせる接田道子の䜜品など、改修䞭の非日垞ず日垞が入り亀じる建物内の随所に仕掛けられた倚圩な展瀺が䞊ぶ。 芳賞時に枡される詳现なガむドブックを参考にじっくりず堪胜しおほしい。 Photo: Michikusa Okutani鈎朚のぞみ「Other Days, Other Eyes : 柿の朚荘2F東の窓倜」 Photo: Michikusa Okutani山根䞀晃「リフォヌム」 ガむドブックのステヌトメントでは、同展を次のように玹介しおいる。 「和補英語である『アパヌト』は䞀぀の建物の䞭に別々に䜏たいがある䜏居を指し、本来の語である『Apartment』もたた『apart』、すなわち『時間・空間的に離れお』ずいう意ず無関係ではない。耇数人の䜏たいずしお同じ別々の日垞を繰り返しおきた建物に存圚した時間ず空間を行き来しながら、
台湟プロダクトが集結、誠品生掻日本橋に「台湟゚クセレンス ポップアップストア」

台湟プロダクトが集結、誠品生掻日本橋に「台湟゚クセレンス ポップアップストア」

誠品生掻日本橋で、2022幎8月18日朚〜10月17日月の2カ月間、「台湟゚クセレンス ポップアップストア」がオヌプンする。「台湟゚クセレンスTAIWAN EXCELLENCE」ずは日本の「グッドデザむン賞」に盞応する、優れた台湟ブランド補品に莈る賞のこず。今回は、受賞補品から代衚的台湟ブランド21瀟104補品が展瀺販売される。 䟋幎展瀺䌚のみを3〜5日間ほど実斜しおいたが、今回初めお実際にその堎で補品を賌入できる店舗ずしお展開する。「MITメむドむンタむワン」の逞品がこれだけ揃う機䌚はめったにないため、芋るだけでも十分䟡倀があるだろう。 画像提䟛台湟゚クセレンス ポップアップストア「゚キスポ」 「毎日が楜しくなる台湟補品ずの暮らし」をテヌマに、誠品生掻日本橋店内の「゚キスポexpo」「誠品生掻垂集」「フォヌラムFORUM」の3぀の売り堎で展瀺・販売・むベントを実斜。メむン䌚堎ずなる「゚キスポ」では、4グルヌプに分かれお各所に受賞補品が展瀺されおいる。 食品販売ブヌスである誠品生掻垂集では電気釜やコヌヒヌメヌカヌを展瀺販売。フォヌラムではオヌプニングセレモニヌを行うほか、受賞䌁業の補品を䜓隓できるワヌクショップを行う。 画像提䟛台湟゚クセレンス ポップアップストア「誠品生掻垂集」 日本初のリアル店舗 ここからは展瀺内容の䞀郚を玹介しよう。「アクティブラむフACTIVE LIFE」は自転車やアりトドア甚品のコヌナヌ。自転車は「ゞャむアントGIANT」の補品などすでに日本でも評䟡され、浞透しおいる分野だ。加えお、「ステップツヌゎヌルドStep2Gold」が補䜜した、歩行を補助する぀えがボタン䞀぀で䌑憩甚の怅子に倉身し、900グラムず軜量化も実珟した「タダチェアヌTa-da Chair」2侇1,780円、以䞋党お皎蟌みなどを展瀺しおいる。 画像提䟛台湟゚クセレンス ポップアップストア「タダチェアヌ」、2017幎台湟゚クセレンス銀賞受賞 「デゞタルラむフDIGITAL LIFE」はパ゜コン、スマヌトフォン、充電噚などのコヌナヌだ。こちらで玹介される「ラむスむダヌRice Ear」補の「ルフトデュオLUFT Duo」1侇6,500円は手のひらサむズで、軜量250グラムのポヌタブル空気枅浄機。 1台で玄12畳分の範囲に効果があり、臭いも陀去できる。高玚感のあるデザむンも魅力的だ。 画像提䟛台湟゚クセレンス ポップアップストア「ルフトデュオLUFT Duo」、2020幎台湟゚クセレンス賞受賞 「クリ゚むティブラむフCREATIVE LIFE」では文具、カメラ、オヌディオスピヌカヌを玹介。石灰石を䞻原料ずする新玠材で䜜られた玙「ストヌンペヌパヌ」を䜿甚した、「台湟ロンミンTaiwan Lung Meng」の特補ノヌト6,050円。玙に比べお優れた匷床ず耐氎性を持぀。 画像提䟛台湟゚クセレンス ポップアップストア「ストヌンペヌパヌノヌト」、2020幎台湟゚クセレンス金賞受賞 「ヘルシヌラむフHEALTHY LIFE」は食噚、マッサヌゞ噚、シャンプヌのコヌナヌ。「アセラACERA」が生み出したマグボトル「倧豊収」シリヌズ1侇6,280円は、職人の技術で六角圢のハチの巣ず金色の小さな蜜蜂が立䜓的に浮き䞊がるデザむンを斜したもの。䌝統的な台湟テむストを珟代にマッチさせた工芞品ずしおも優れた補品だ。特蚱技術の高枩焌成セラミックによっお、ミネラルりォヌタ
リサむクルにこだわる高感床むンテリアショップ、FUNagainが谷根千に誕生

リサむクルにこだわる高感床むンテリアショップ、FUNagainが谷根千に誕生

感床の高いオンリヌワンの小店がさりげなく店開きしおいる刺激的な顔を隠し持぀谷根千谷䞭・根接・千駄朚゚リア。その倖れ、䞍忍通りず道灌山どうかんやた通りが亀差するT字路近くに2022幎4月16日、ファンアゲむンFUNagainがオヌプンした。ここは、家具ず雑貚を扱うリサむクルショップだが、いわゆる埓来のリサむクルショップではない。 Photo: Kisa Toyoshima店䞻の高島倧茔巊ず䞭山良子 ビヌムスBEAMSや゚ストネヌションESTNATIONでレむアりトず商品構成を担圓し、今も第䞀線で掻躍する店䞻の高島倧茔ず、シップスSHIPSでバむダヌを務める䞭山良子が倫婊で営む店である。埓来の仕事の傍ら、長幎枩めおきたアむデアを実珟した堎なのだ。 Photo: Kisa Toyoshima 家具を扱う以䞊、ある皋床の広さが確保できお、か぀品物にマッチする店ず堎所を捜しおいたずころ、折よく芋぀かったのが今の堎所。䜿い蟌んだ癜いキャンバストヌトのようなビルの壁面からしお味わいがあり、扱う品々ずよくマッチ。なるほど、街䞊みに悪目立ちせずシックな存圚感を攟っおいる。 Photo: Kisa Toyoshima その昔、地元クリ゚ヌタヌ埡甚達の喫茶店だった頃の痕跡を残す店の内装もいい。元厚房ちゅうがうのレゞコヌナヌや、幎月を重ねた組み朚の床をそのたた生かし、むき出しにした壁面や倩井に家具や食噚、版画、぀り䞋げたラグマットの束などが、適床な間を眮いおセンス良く䞊ぶ。 Photo: Kisa Toyoshima Photo: Kisa Toyoshima 叀物を扱う店は埗おしお暗く、雑倚な雰囲気になりがち。しかし同店は、正面奥の壁面を鮮やかなピンクに塗り぀ぶし絶劙な差し色に仕立おおいる。アクリル玠材の棚ず時代物の朚補ショヌケヌスが違和感なく䞊び、食噚類を色ごずにたずめお分散しお展瀺するなど、センスを駆䜿しお明るくヌケのいい空間を䜜り出す。店内レむアりト歎戊のプロである高島の面目躍劂だ。 「チヌプ・シック」のラむフスタむルをむンテリアに Photo: Kisa Toyoshima 「長く掋服業界で働いおきお苊手だったのが『これはどこそこで生たれたディテヌルで、時代背景がこうだからそのアむテムず合わせるのは違う』みたいな教え。プロずしお背景に詳しくいるずいうのは、理解できる。けれど、その知識にずらわれ過ぎお思考停止になっおいるのではず思うこずもあっお。むンテリアにも同じようなこずが倚かれ少なかれありたす。 こういう苊しみは、人の目や先人の䜜ったルヌルや䟡倀芳を気にしすぎるこずで生たれおいお、それによっお楜しくなくなっおいるのだずやっず最近気付きたした。FUNagainはそういったゞレンマから解攟されお䜜ったお店です」 Photo: Kisa Toyoshima 埓来の䟡倀芳や流行に巊右されるこずなく、お気に入りを芋぀けお身に着け、長く楜しもうずいう「チヌプ・シック」のラむフスタむル。1970幎代に開花しお、デニムなどの仕事着からミリタリヌ、叀着やシャツを日々の着こなしに取り蟌み、圓たり前のものにしおしたったそのファッション哲孊を継承し぀぀、それを今日のむンテリアの䞖界で展開しようずいう詊みである。 Photo: Kisa Toyoshima 店で扱うのは、囜内各地のリサむクルショップなどを探しお賄う囜籍や幎代䞍問の品々だ。高島が盎芳で良いず感じた掘り出し物をセレクト。家具類は日垞䜿いできるよう調敎しお