旅にまつわるホテルや食ライター。幼少期をアメリカで過ごし、これまで訪れたのは約50カ国200都市以上。慶應義塾大学文学部卒業後、IT企業を経てトラベルライターに転身。結婚後、中国上海での生活を3年ほど経験し、2019年に帰国。プライベートでは2児の母として旅育を実践し、国内外を旅している。教育関連事業や企業広報も兼任。

Michelle

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Travel and Hotel Writer

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究極の安息バースデー、現代的日本旅館「星のや東京」でしかできない7のこと

究極の安息バースデー、現代的日本旅館「星のや東京」でしかできない7のこと

タイムアウト東京 > トラベル > 究極の安息バースデー、現代的日本旅館「星のや東京」でしかできない7のこと 「最高の誕生日」の過ごし方を提案する「ベストバースデー企画」の第2弾は、星野リゾート系列最高峰ブランド「星のや東京」。星野リゾートファンなら誰しも泊まってみたい「夢中になるという休息」をコンセプトにする「星のや」5つ目の施設は、大都会東京で圧倒的な非日常を提供してくれる。 都会の喧騒(けんそう)から離れた落ち着きと和の設え。日頃頑張る自分を癒やす露天風呂付きの天然温泉といった最高のくつろぎと、和のアクティビティを含めたさまざまな体験が用意されている。 宿泊者しか入れない建物だからこそ、一人一人ゲストとの距離が近く、名前を呼び、心を込めた接客は親しみと安心感を覚えるだろう。泊まった人にしか分からない、バースデーアニバーサリーにぴったりのおもてなし体験を紹介する。 関連記事『最高の甘やかし誕生日、大手町の天空ホテル「フォーシーズンズ」でしかできない7の贅沢』
最高の甘やかし誕生日、大手町の天空ホテル「フォーシーズンズ」でしかできない7の贅沢

最高の甘やかし誕生日、大手町の天空ホテル「フォーシーズンズ」でしかできない7の贅沢

タイムアウト東京 > トラベル > 最高の甘やかし誕生日、大手町の天空ホテル「フォーシーズンズ」でしかできない7の贅沢 誕生日はいくつになっても特別な日であってほしい。そんな思いをもとにタイムアウト東京では、「最高の誕生日」の過ごし方を提案するシリーズを始動。今回はホテル好きの人のために、国内外のホテルに年100泊近く宿泊するホテルライターが都内で厳選した、特別な日のためのとっておきのホテルステイを紹介する。 画像提供:フォーシーズンズホテル東京大手町 記念すべき第1回は「フォーシーズンズホテル東京大手町」。エレベーターで39階ロビーに到着するときに感じる高揚感。まるで海外にいるかと錯覚するような洗練された空間とスタッフ。進化し続けるアメニティや体験サービス。筆者が泊まるたびに感銘を受けている、お気に入りのホテルだ。記念日を過ごす場所として多くの人に勧めてきたが、ほとんどの人が景色や食事に高い満足度を感じ「また泊まりたい!」と絶賛している。 開業当初から大人気のアフタヌーンティー、本場さながらの釜焼きピザが味わえるイタリアン、ミシュラン星付きのフレンチなどを目当てに、宿泊者以外も多く訪れる。ここでは1泊2日で体験できる7つの贅沢体験を紹介する。自分へのご褒美に、ラグジュアリー空間でのおもてなしと極上のひと時を体験してみては。 関連記事『東京、今泊まりたいホテル2022』
最高の子連れ旅行を実現する4のこと

最高の子連れ旅行を実現する4のこと

タイムアウト東京 > トラベル > 最高の子連れ旅行を実現する4のこと テキスト: Michelle 旅は人生を豊かにする。かわいい我が子に多くの経験をさせたいというのが親心。一方で、子連れ旅となると宿探しや子どもの体調管理など、準備の段階から大変さが伴うのも事実だ。 そこで今回は、4歳と1歳の子を持つホテルライターが実際に宿泊して実感した「安心できる子連れ旅行」を紹介する。選んだのは、観光と宿どちらも楽しめる、子ども連れでも快適な温泉旅館だ。普段、宿泊施設を家族で利用する際に、分かりにくくなりがちな「子どもの料金」も事前に把握でき、安心して家族みんなで食事と温泉、アクティビティを楽しめる。今回、旅のプランニングには旅行予約サイトの「アゴダ®」を活用した。 世界の宿泊施設290万軒以上、日本国内のホテル・旅館5万軒以上が掲載されているグローバルな旅行予約サイト「アゴダ®」。分かりやすい子ども料金設定をはじめ、急な体調不良でも安心して利用できる「チェックイン24時間前まで無料」のキャンセルポリシーなど、子連れ旅の手配に便利な機能やサービスが充実している。アゴダを活用するとどんな旅になるのか、以下でさらに具体的に紹介していこう。 Photo: Kisa Toyoshima「芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿」温泉の休憩室 1. 子連れ旅にピッタリな宿泊施設を選ぶ。 ホテルが家族連れにとって最適な選択肢とは限らない。家族全員が一つ屋根の下で過ごせる、民宿や旅館を選ぶのもおすすめ。家庭的な雰囲気の中で、子どもたちもくつろぐことができるはず。 Photo: Kisa Toyoshima アゴダでは、目的地と日付を入力すると、検索条件でよく使われる「おすすめ条件」が表示される。温泉が多い箱根なら「露天風呂付き客室」「夕食込み」など温泉旅館検索にも便利だ。 例えば、今回宿泊地に選んだ「芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿」は、窓一面に芦ノ湖を望む眺望に温泉付きの客室も兼ね備えた箱根の温泉宿。芦ノ湖を行き交う遊覧船など、子どもにとって真新しい景色を目の前にし、「見てみて!ふね!富士山!」と興奮気味に終始窓に張り付いていた。料金は2歳以下は添い寝無料、3歳から有料と年齢設定があり、明瞭なので安心できる。 Photo: Michelle「芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿」の子ども用メニュー 旅に欠かせない要素の一つが食事。子連れでの食事は、親としては緊張が走る瞬間だ。時間がかかって途中で飽きてしまわないか、椅子にじっと座っていられるだろうか、大きな声を出して周りの人に迷惑をかけないかなど、毎回心の中ではどきどきしている私。時間や場所、子どもが食べられるメニューがあるかなど、家族旅行でのレストラン選びはつい慎重になってしまう。 今回利用した宿泊者限定の食事処「鳳凰の間」では、朝晩ともに子ども用メニューを提供している。大人は懐石料理、子どもはハンバーグや唐揚げなど、子どもに人気のメニューが詰まったキッズプレートが食べられるほか、全席テーブル席、ハイチェアや子ども用の食器やカトラリーもあり、家族連れ宿泊者にはぜひおすすめしたい。 Photo: Michelle 事前予約していたため、着席してすぐに運ばれてきた食事に「おいしそう!」と上機嫌になる息子。子どもが笑顔になってこそ、楽しく食事ができるものだ。 食事から部屋に戻ると、ふかふかの布団がセットされていた。これぞまさに至れり尽くせり。日頃の家事から開放されてのんびり過ごすのも、旅先での贅沢の一つだろう。 Photo: Michell

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世界的グラフィックアーティスト、シリル・コンゴの日本初個展が渋谷で開催

世界的グラフィックアーティスト、シリル・コンゴの日本初個展が渋谷で開催

世界で活躍するフランス人現代アーティストのシリル・コンゴ(CYRIL KONGO)の日本初個展「CYRIL KONGO’s POP-UP STUDIO "FROM PARIS TO TOKYO”」が、2022年11月5日(土)〜27日(日)に渋谷区神宮前の「1/1 32117」で開催する。これは、建物とアートを融合させる新オフィスブランド「ワン(1/1)」が、第一号ビル「1/1 32117」を開業した記念に実施される特別展だ。 Photo Credit: https://oneisart.com/cyrilkongo/ コンゴは17歳の頃、パリでグラフィティ制作をスタート。フランスで有名なアーティストグループ「Mort Aux Cons(通称MAC)」に参加し、パリの街にアートを描いていった。グラフィティアート、ストリートアートがまだ破壊行為とみなされていた2002年、パリ発のグラフィティ・フェスティバル「KOSMOPOLITE」を立ち上げ、アーバンアートがれっきとした芸術であることを示した一人である。 その後、活躍の場をヨーロッパから世界に広げ、2011年にエルメス(Hermès)、2016年にリシャール・ミル(Richard Mille)、2018年にはシャネル(CHANEL)とコラボレーションを実現。現在、彼の作品人気はさらに高まりを見せている。 Photo: Michelleエルメスとコラボしたカシミアシルク 同個展では、来場者の目の前で4.8メートルの大型新作を描き上げるなど、単なるギャラリーではなく、アトリエを併設したインスタレーション空間を実現。イマジネーションとノウハウにあふれた刺激的な個展を開催する。また、世界的に貴重な作品16点の展示・販売も行う。 Photo: Michelle Photo: Michelleバリ島の火山岩を手彫りしたアルファベットオブジェインスタレーション/5万ユーロ 「1/1 32117」には、今後スタートアップ企業などが入居予定。同ビル運営企業、サンフロンティア不動産代表取締役社長の齋藤清一は今回のシリルとのコラボレーションについて「これまで日本になかったアートを取り入れたオフィスビルを展開することで、クリエーティビティを向上させ、その結果、東京がスタートアップフレンドリーな街になるよう、取り組みを加速させたい」と意気込みを語る。 Photo: Michelleシリル作成による「1/1 32117」オブジェを囲んで(左:シリル・コンゴ、右:齋藤清一) 開場時間は11〜19時。入場無料だ。14日(月)〜27日 (日)は事前予約制なので注意しよう。世界が注目する新たな才能をぜひ自分の目で確かめてみてほしい。 関連記事 『CYRIL KONGO’s POP-UP STUDIO "FROM PARIS TO TOKYO”』 『ジャン・ジュリアン初の宙に浮くインスタレーションを銀座で展示』 『東京から日帰りで行くアート旅6選』 『東京、11月から12月に行くべきアート展』 『東京の「今」を知る展示を無料バスで巡る、「アートウィーク東京」が開幕』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら
丸の内仲通りに「ザ ・ペニンシュラ東京」のクリスマスマーケットが登場

丸の内仲通りに「ザ ・ペニンシュラ東京」のクリスマスマーケットが登場

「ザ・ペニンシュラ東京」で、「Home away from Home – ザ・ペニンシュラ東京から想いを贈るフェスティブ」をテーマに、伝統的で温かみのあるフェスティブシーズンを演出する。ホテルの外やロビーには、例年多くの人が写真撮影に訪れる巨大クリスマスツリーが設置されるほか、きらびかなイルミネーションが街を彩る仲通りエントランスには、クリスマスマーケットが登場する。 期間は2022年11月19日(土)~12月25日(日)の12〜18時(17日〜25日のみ20時まで)。焼き菓子やクッキーをはじめとする「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」の一部商品のほか、クリスマスを待ちわびるこの時期、早めに入手したいオリジナルのアドベントカレンダーなど、クリスマスギフトの数々を販売する。 画像提供:ザ・ペニンシュラ東京アドベントカレンダー クリスマスイブの18時からは「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ 仲通り」で「アクト オブ カインドネス(Act of Kindness)」を開催。ホットチョコレートやホットワインなどを無料提供する。ほかにも、ペニンシュラからの贈り物として、仲通りエントランス前で子どもたちの合唱団によるクリスマスソングが披露されるなど、イベントがめじろ押しだ。 ペニンシュラの人気キャラクターといえば、一緒に撮影を希望する人の列ができるほどの人気のある「Peterベア」。12月17日(土)、18日(日)、23日(金)〜25日(日)の期間中、館内にはPeterベアが登場し、一緒にフェスティブシーズンを盛り上げてくれる(13時、15時、17時の3セッション、各回30分間)。 画像提供:ザ・ペニンシュラ東京 中でも心温まるイベントの一つとして注目したいのが、初となる取り組み「ザ・ペニンシュラ東京から世界へ~大切な人に届ける手紙」プロジェクト。 手紙が生み出す価値や可能性を見いだす活動を行う 「&Post」とコラボレーションし、ホテルゲストの大切な人へ思いや、1年の感謝を伝える機会をサポートする。 期間中は、客室やレストランなどにオリジナルデザインのポストカードと切手を用意。書いた手紙は、仲通りのクリスマスマーケット脇に期間限定で設置されるオリジナルポストへ投函(とうかん)できる。さらに、12月4日(日)、11日(日)、18日(日)には宿泊者向けに特別講師のプロのクリエーターによるイラストの描き方などの少人数制ワークショップも無料開催される。 宿泊者以外でも12月の毎週末には、仲通りやザ・ペニンシュラブティック&カフェのスペースにオリジナルポストカードと切手、文房具などが用意され、ホテルを訪れた人なら誰でも自由に手紙が書ける。この冬、ザ・ペニンシュラ東京から大切な人へ思いを伝えてみては。 関連記事 『ザ・ペニンシュラ東京』 『目黒川沿いに今年も冬の桜咲く、「目黒川みんなのイルミネーション」が開催』 『東京、イルミネーション2022』 『クリスマスにしかできないこと』 『東京駅周辺でしかできない60のこと』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら
2泊目50%オフ、3泊目無料、プリファード ホテルズ&リゾーツが割引キャンペーン

2泊目50%オフ、3泊目無料、プリファード ホテルズ&リゾーツが割引キャンペーン

2022年10月11日に日本入国規制が緩和されたことや全国旅行支援の実施など、日本中で旅熱が高まっている。そんな中、80カ国、650以上のホテルリゾート施設が加盟する世界最大の独立系ホテルブランド「プリファード ホテルズ&リゾーツ」は、日本国内旅行者向けに短い滞在でもお得な料金で宿泊できる「Loving Local My Japan」キャンペーンを実施している。 画像提供:プリファード ホテルズ&リゾーツ 12月31日(土)までに予約した2023年3月31日(金)までの宿泊に適用。2泊目が50%割引になるのに加え、ホテルクレジット3,000円または5,000円分、リワードプログラム 「I Prefer」が2,500ボーナスポイント付与されるというものだ。 11の対象施設には、「ザ・キャピトルホテル東急」「ホテル椿山荘東京」「ザ・プリンスパークタワー東京」「ホテルニューオータニ東京ホテル エグゼクティブハウス 禅」「ホテルニューオータニ東京 ザ・メイン」「グランドニッコー東京 台場」「ホテルニューグランド」「セルリアンタワー東急ホテル」「ザ・サウザンド京都」「京都 東急ホテル」「京都 東急ホテル 東山」など、名だたるホテルや宿泊施設が含まれている。 画像提供:プリファード ホテルズ&リゾーツ このほか期間中には、3連泊すると3泊目が無料になる「Where Next? Japan」も同時開催。獲得できるホテルクレジットやI Preferボーナスポイントは同様に付与される。対象施設はLoving Local My Japanキャンペーンから「セルリアンタワー東急ホテル」を除き、「京王プラザホテル東京」を加えた11施設となる。紅葉の京都で泊まりたいホテルや東京タワーが見えるホテル、日系老舗ホテルなどのラインアップだ。 年末年始にかけての旅行シーズン、家族や友人とお得に国内旅行を楽しんでは。 関連記事 『Loving Local My Japan』 『東京、秋の紅葉イベント2022』 『全国旅行支援が10月11日から実施へ、最大1万1,000円分の補助』 『全日最大60%割、横浜の観光復興クーポンが11月1日から販売再開』 『東京&首都圏、イベント割で行きたいテーマパーク4選』  東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら
浜離宮で10年ぶりの「観月会」が開催、将軍家ゆかりの庭園で月見散歩

浜離宮で10年ぶりの「観月会」が開催、将軍家ゆかりの庭園で月見散歩

江戸時代、十五夜とともに親しまれていた栗名月(十三夜)の月見。「浜離宮恩賜庭園」では、同期間に夜の月見散歩をテーマにした観月イベント「~浜離宮でお月見散歩~将軍の御庭で栗名月を愛でる」が、2022年10月5日(水)〜10日(月・祝)の6日間限定で開催されている。将軍家の別邸としてかつて園内で繰り広げられていた「御庭あそび」をモチーフに、「船上雅楽」や「燕の御茶屋で月夜の記念撮影」が体験できる。 Photo: Michelle 同イベントはなんと10年ぶりの開催、同園の夜間開園自体が2018年以来となる。樹齢300年のマツの木をはじめ、アカマツの背景に汐留の夜景が広がる。江戸期から受け継がれる庭園と高層ビル群のコントラストは、江戸と現代が交差する唯一無二の空間だ。 また、期間中に行われる「波の綾」をテーマにした光と影の演出では、うっすらとした照明を当てることで、園内の建物を背景の夜景から浮かび上がらせる工夫も施されている。 Photo: Michelle 今回、マツやタカをモチーフにした「浜離宮オリジナルデザイン堤灯」(1,500円、以下全て税込み)が限定アイテムとして登場。月見散歩の足元を照らすお供にいかが。 Photo: Michelle 園内にはフォトスポットが点在している。5日と10日の15時30分〜20時30分に特別開放される「燕の御茶屋」では、行灯(あんどん)でディスプレーされた御茶屋室内での記念撮影ができる。 Photo: Michelle 御茶屋の白壁には浜離宮ゆかりのモチーフが映し出され、影絵を使ったユニークな撮影体験も楽しめる。 Photo: Michelle 浜離宮のハイライト「潮入の池(大泉水)」では7日(金)〜9日(日)の3日間、かつて将軍が楽しんだといわれる「船上雅楽」を再現。上演時間は18、19、20時の計3回、約20分間。池には水中に映り込む月をイメージした水中照明が設置され、趣を感じる演出を堪能しよう。 Photo: Michelle 「栗名月」を望む芝生エリアには、月見台を設置。ススキやハギ、十三夜にちなんだ13個の餅のほか、浜離宮の特徴として、日本の柑橘における起源の一つともいわれている「クネンボ」が供えられている。  月見といえば団子。可美真手命(うましまでのみこと) 銅像エリアでは、「東京やきもち」の販売を実施。築地場外市場「築地 わだつみ」「つきじ常陸屋」が出店し、軽食も味わえる。 Photo: Michelle 園内随一の絶景を誇る「中島の御茶屋」では、月見限定メニューを提供。通常16時45分までの営業を20時30分まで延長する。「お抹茶と和菓子のセット」(昼850円、夜1,000円)のほか、17時30分からの夜の部に登場する、数量限定の「日本酒と和三盆のセット」(1,300円)も見逃せない。 画像提供:(公財)東京都公園協会提供「日本酒と和三盆のセット」 コロナ禍の影響でイベントの見送りが続く中、ようやく開催できることになった。今回のイベントは、過去に好評だった月見イベントをバージョンアップしている。江戸時代発祥の花園、向島百花園の十五夜伝統行事「月見の会」に続くイベントとしても今後、注目したい。 Photo: Michelle 入場料は一般300円。特設ウェブサイトに掲載されている各種催しによっては、別途参加費用が必要だ。秋の宵、将軍家ゆかりの庭園で特別な月見の夜を過ごしてみては。 関連記事 『浜離宮恩賜庭園』 『東京、10月から11月に行くべきアート展』 『東京
中秋の名月はジンカクテルで月見酒、八芳園内の庭園にムーンバーが出現

中秋の名月はジンカクテルで月見酒、八芳園内の庭園にムーンバーが出現

約400年の歴史ある八芳園の日本庭園にたたずむ料亭「壺中庵」で、中秋の名月に合わせて月をテーマにした「ムーンバー(MOON BAR)」がオープンする。開催期間は2022年9月10日(土)、11日(日)、23日(金・祝)~25日(日)の5日間限定。月明かりのもと、世界をリードするサステナブルなスピリッツブランド「エシカル・スピリッツ」が監修したムーンバーオリジナルジンと、月見団子をイメージした季節の味わいの「シーズナルボール」で、四季の移ろいと風情を感じるひとときが楽しめる。 画像提供:株式会社八芳園 普段は壺中庵利用者しか入園できない芝生庭園は、広大な八芳園の庭園の中でも最も月を美しく眺めることができるスポットだ。「都心で最も風情を感じる場所、月待の庭で過ごす、新たに出会う日常を。」をコンセプトに掲げ、壺中庵の庭が幻想的にともされる、特別ライトアップ「Moon Light -光の庭-」も開催。琴奏者・古前好子による琴の生演奏とともに、月が現れる瞬間を待つ、穏やかで特別な時間を演出する。 画像提供:株式会社八芳園シーズナルボール 月見の文化に欠かせない食べ物といえば、月見団子。十五夜に農作物の豊作を願い、月をイメージして供えられてきた月見団子を、ムーンバー特別メニュー「シーズナルボール」として提供。一口サイズに仕上げた「シーズナルボール」は、「ハーブコロッケ」「ホタテと栗のしんじょう」など、四季が育む旬の食材を使用。月の美しさと巡る季節が堪能できる味わいだ。 画像提供:株式会社八芳園「月見日和」 庭園に美しい琴の調べが響く中、提供されるのはムーンバーオリジナルカクテル「月見日和」(1,600円、以下全て税込み)と「梅見心地」(1,500円)。エシカル・スピリッツの監修のもと、古来から薬としても重宝されてきたといわれる「ジン」を使用している。月が持つ自然のエネルギーと、満ちゆくさまざまな姿に込められた意味を重ね合わせた、月見酒の新たな楽しみかたを提案する。 画像提供:株式会社八芳園「梅見心地」 イベント参加費は1人4,000円(サービス料込み)。特別メニューのシーズナルボールとオリジナルドリンク1杯が含まれる。定員は50人、営業時間は19~21時(L.O.20時30分)となっており、専用ウェブサイトから事前予約が必要だ。月夜に都⼼の庭の特等席で、特別な⼀夜を過ごしてみては。 関連記事 『ムーンバー』 『新店舗は月面? 「モスバーガー オン ザ ムーン」で月見メニューを体験』 『2023年、東京で「ジュラシック・ワールド展」が開催』 『2023年、進化したチームラボボーダレスが「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に誕生』 『今度は秋田犬? 渋谷交差点周辺の看板に巨大な3D犬が出現』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら