Mae Kakizaki

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東京、ベストドーナツ11選

東京、ベストドーナツ11選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、ベストドーナツ11選 東京で一番美味しいドーナツを求めて、カフェや喫茶店をハシゴしている人は、探し方を間違えているかもしれない。近年、専門店やベーカリーから相次いで特色のあるドーナツが生まれている。 ここでは、魅力的なトッピングが楽しめる揚げドーナツや、昨今盛り上がりを見せている「生ドーナツ」「ボンボローニ」など、こだわりのドーナツが味わえる店を紹介する。 ※2022年5月に公開した記事を基本情報を確認しアップデート 関連記事『東京、バクラヴァ5選』『東京、マリトッツォ 10選』

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作り手への敬意を感じるアバンギャルドなビストロ、イオが高円寺に登場

作り手への敬意を感じるアバンギャルドなビストロ、イオが高円寺に登場

新高円寺駅から徒歩4分、ルック商店街のそばにビストロ、イオ(iiiio)が2022年4月8日にオープンした。手がけるのは、スタイリストやデザイナーなどそれぞれの専門性やジャンルの垣根を越えて集うクリエーター集団であるテン(TEN10)だ。代表を務める市野沢祐大の地元、茨城県で収穫された野菜をはじめ、全国各地から厳選した食材を使った料理がリーズナブルに楽しめる。 Photo: Kisa Toyoshima 住宅や商店が並ぶ一画に延びる細いアプローチを進むと見える白いのれん。以前は割烹(かっぽう)料理店だったという外観の雰囲気を生かし、大人の隠れ家感あふれるたたずまいである。店内に入ると外から見た印象とは一転、モダンでアバンギャルドな空間が広がる。座席は、カウンター席と掘りごたつ席の2タイプを用意する。 Photo: Kisa Toyoshima 「中は玄関部分を除いて、ほぼフルリノベーションしました」と市野沢が話す通り、随所にこだわりが見て取れる。玄関とカウンター席部分を隔てる壁には、ベルリンとパリに拠点を置くデザインユニットのブレス(BLESS)の壁紙をラッピング。カウンター席の椅子にはインテリアデザイナーの内田繁が手がけたメイクアップチェアを用いるなど、花器やオブジェの一つ一つに至るまで市野沢の審美眼によってセレクトされている。 Photo: Kisa Toyoshima キッチンを囲むように配されたL字カウンターの奥には、以前の所有者から引き継がれたという囲炉裏(いろり)がのぞく。北海道産エゾジカや熊本県産和牛を使った炭火焼料理などの調理に活用されるという。「ガスよりも食材にムラなく火が入るため、肉の焼き加減や香りの立ち方などが格段に違う」とシェフの國府田直也は語る。 Photo: Kisa Toyoshima 定番メニューの『北海道産エゾジカのつくね』(1,000円)も、囲炉裏を使って作られた一品。近年注目されているジビエの一つでもある鹿肉は、獣臭さを一切感じることなく、普段食べ慣れている肉のような感覚で食べることができる。 鹿肉は網脂で巻いて焼くことで、ジューシーさやうま味がアップするという。そんな肉料理と一緒に合わせたいアルコール類も、ナチュールワインやクラフトビール、クラフトジンなど、作り手の顔が見える銘柄を豊富にラインアップする。 Photo: Kisa Toyoshima 前菜の『生マッシュルームとホワイトセロリのサラダ』(900円)も、これまでの概念を覆すような一皿。静岡県産のマッシュルームを生のまま使用し、その上に茨城県常陸太田市で水耕栽培されているホワイトセロリを盛ったシンプルな料理なのだが、それぞれの野菜の味わいが一般的なそれとは異なるのだ。 生でもしっかりと伝わってくるマッシュルームのうま味と、ホワイトセロリの爽やかな後味がこの上なく調和する。味付けは自家製の粒マスタードを中心に最低限で仕上げ、素材の味が存分に生かされている。 Photo: Kisa Toyoshima 店内装飾同様、使用する食材の一つ一つにこだわりを持つ同店。時には産地へ直接足を運び、生産者と関係を築きながら、それぞれの食材の生産過程も目にしてきた。 これまで主戦場としていたファッションの分野から飲食の分野に進出したのも、食にまつわる生産者や作り手もクリエーターであるという考えがあったから。「僕たちテンの考え方には、クリエーターとリスペクトでつながっているというのが大前提にあります。デザインも飲食も、作り手たちのクリエーショ
日本初、フルコースで楽しむ餃子ビストロ店「SHE meguro」が目黒にオープン

日本初、フルコースで楽しむ餃子ビストロ店「SHE meguro」が目黒にオープン

目黒駅と不動前駅の中間にあたる場所に、餃子ビストロのシー 目黒(SHE meguro)が2022年4月20日(水)、プレオープンする。目黒川のすぐそばというロケーションに構える店舗は、この度オープンするギョーザ ビストロ&カフェ(1階)のほか、4階建ての建物1棟まるごと「大人の女性の遊び場」をコンセプトに展開。2階より上のテナントには、主に女性会員に向けたレストランやヨーロピアンタパス&ワインバーなどが6月以降順次オープン予定だ。 Photo courtesy:SHE meguro内観 日本初となる餃子のフルコースを自然派ワインなどとのペアリングで楽しむこのビストロでは、皮を使いながらも餃子とは思えない料理が楽しめる。総料理長を手がけるのは、医師から料理人の道へと進み、ヨーロッパや中南米の名店で腕をふるってきた経歴を持つ佐藤仁志。フレンチとイタリアンの技法を駆使し、この形態を生み出した。 Photo courtesy:SHE meguro総料理長の佐藤 フルコースディナーの『THE 餃子』(6,600円)では前菜からデザートまで、皮の厚みや大きさ、形を変えて、餃子の概念を再構築した全10品の料理が堪能できる。例えば、前菜の『帆立と夏野菜の冷製水餃子 和風ジュレとサワークリーム添え』は長時間じっくりソテーしてうま味を閉じ込めたホタテをナスやズッキーニとともに、もっちりとした餃子の皮で包み、和風ジュレとサワークリームを添えた一品。熱湯でさっとゆでた後に氷水で締めることで、これまでにない餃子のキレが感じられるという。 Photo courtesy:SHE meguro『帆立と夏野菜の冷製水餃子 和風ジュレとサワークリーム添え』 Photo courtesy:SHE meguro『マグロの蒸し餃子』 メインディッシュは、黒毛和牛を餃子皮でパイ包み風に焼き上げ、シェフ特製のビーツソースとサンショウオイルで味わう一皿となっている。そのほかにも、タコス餃子や和のフルーツとともにサラダ仕立てで味わう揚げ餃子、マグロを乗せた蒸し餃子など、斬新な餃子料理が登場する。 Photo courtesy:SHE meguro『メインディッシュ』 料理に合わせてシェフがおすすめする自然派ワインや日本酒とのペアリング(6杯5,280円)を用意。酒が弱い人やワインビギナー向けに、ショートペアリング(3杯1,980円)や、フルーツカクテル、クラフトビールなど各種そろう。 Photo courtesy:SHE meguro店舗外観 18~23時のディナータイムはコースのほか、30種以上のメニューの中から5品を選べるプリフィックス(3,300円)も提供。11~17時のカフェタイムでは、餃子ランチなどのほか、週末限定で手軽に餃子の食べ比べができるブランチセットが食べられる。新たな餃子の楽しみ方を発見してみては。 シー目黒の詳細情報はこちら 関連記事 『東京、餃子ガイド』 『赤坂の寺の境内に江戸前寿司「すし いわお」が誕生』 『進化系焼きそば専門店、YAKISOBA & GROCERIES 一服が中野に登場』 『スターパティシエの洋菓子店「エキリーブル」が不動前に開店』 『東京、隠れ家バー6選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら