Kosuke Hori

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Editorial Assistant

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ハラカドで行くべきレストラン5選

ハラカドで行くべきレストラン5選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > ハラカドで行くべきレストラン4選 2024年4月17日(木)にオープンする新施設「東急プラザ原宿 ハラカド」。その5・6階は「原宿のまちの食堂」をテーマに、飲食店が集まる。 両フロアともに11〜23時の営業で、ランチからディナーまで幅広い時間帯に対応。テイクアウトできる店舗の料理を持って、7階の屋上テラスで食べるのもいいかもしれない。 隈研吾デザインの立ち飲みや、「シオ(sio)」の新店など魅力的なヴェニューが揃う。本記事では紹介できなかった店舗にも足を運んでほしい。 関連記事『ハラカドでしかできない7のこと』『オーストラリアのスターシェフのレストランが西新宿に期間限定オープン』
曳舟でしかできない5のこと

曳舟でしかできない5のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > 曳舟でしかできない5のこと 戦火を避けられたことで築100年以上の長屋が現存する街、曳舟。4軒長屋をリノベーションした店舗など、生活に根差しながらも独自性を打ち出している魅力的なヴェニューが数多く揃っている。 東京スカイツリーも街中から見えるほど近く、押上を訪れる機会があればぜひ曳舟まで足を延ばしてほしい。温室を再構築した観葉植物店、建物自体がアート作品なネパール料理店、個性あふれるヴェニューを紹介する。 関連記事『墨田区・菊川でしかできない5のこと』『亀戸でしかできない5のこと』
渋谷サクラステージでしかできない6のこと

渋谷サクラステージでしかできない6のこと

タイムアウト東京 > Things To Do > 渋谷サクラステージでしかできない6のこと 2024年7月25日(木)、「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の商業エリアに、ショップやレストランが新たに37テナントオープンする。渋谷エリア最大級の書店「ツタヤ ブックストア(TSUTAYA BOOKSTORE)渋谷サクラステージ」や、「インディークリエーターのあそびば」をコンセプトとした「404 ノット ファウンド(Not Found)」など、かつての渋谷・桜丘エリアをほうふつとさせる、最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信するヴェニューが揃う。 また、7月21日(日)にはJR渋谷駅新南改札が渋谷サクラステージと「渋谷ストリーム」の間の新駅舎に移動し、使用開始される。これにより山手線と埼京線の両ホームへ直接アクセスできるようになる。 加えて地下2階では、国道246号を南北へ横断できる「西口地下歩道」も開通。渋谷の街を回遊して楽しむべく、新たな施設へ足を運んでみてほしい。 関連記事『周辺回遊のハブとなるか、大型複合施設「渋谷アクシュ」がオープン』『2024年、東京にオープンする商業施設』
東京、7月から8月に行くべき音楽イベント

東京、7月から8月に行くべき音楽イベント

タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、7月から8月に行くべき音楽イベント 夏の音楽イベントといえば野外フェスティバルだが、都内近郊のパーティーへもぜひ足を運んでほしい。 恵比寿「リキッドルーム」の20周年を祝してセオ・パリッシュ(Theo Parrish)がオールナイトで登場。独自の世界感を持ち、国内外を問わず評価の高いKuniyukiが表参道「VENT」に出演するほか、渋谷「WWW」で開催される渋谷「虎子食堂」の15周年イベントは、強烈にダビーな夜になるだろう。 明日のことは一度忘れて、至上の音楽に巡り会おう。  関連記事『7月に行くべき音楽フェスティバル5選』『東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選』
東京、7月に行くべき盆踊り5選

東京、7月に行くべき盆踊り5選

タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、7月に行くべき盆踊り5選 根源的な懐かしさを感じさせる、盆踊りの季節がやってくる。音頭の調べに合わせて輪になってひたすらに踊り歩くことで、その場に居合わせた人たちと一体になり、世代や国籍を超えて、言葉を交わさずとも交流できるのが大きな魅力だといえるだろう。 本記事では伝統的な盆踊りから、DJやパフォーマーが参加するイベントまで紹介する。日本の夏の風物詩を、都内のさまざまな場所で楽しもう。 関連記事『東京、屋外ビアガーデン2024』『東京、6月に開催される紫陽花まつり3選』
7月に行くべき音楽フェスティバル5選

7月に行くべき音楽フェスティバル5選

タイムアウト東京 > 音楽 > 7月に行くべき音楽フェスティバル5選 夏になるとなぜだかソワソワするのは、音楽フェスティバルの最盛期だからかもしれない。2024年7月も、行くべきイベントがめじろ押しだ。 「FESTIVAL de FRUE」のスピンオフイベント「FESTIVAL FRUEZINHO」や言わずと知れた「Fuji Rock Festival」、7年ぶりに開催する「HAPPY FARM MUSIC FESTIVAL」などから、ビーチカルチャーにスポットを当てた「OCEAN PEOPLES」、都市型カルチャーフェスの「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO -Best Music & Market-」まで、ミュージックラバーのみならず楽しめるフェスティバルが揃う。 季節のせいだけではなく、もっと熱くなるような音楽を聴きに行こう。 関連記事『東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選』『東京、6月から7月に行くべき音楽イベント』
東京、7月に開催される花火大会5選

東京、7月に開催される花火大会5選

タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、7月に開催される花火大会5選 日本の夏の風物詩といえば、夜空を彩る花火。目で見て美しいのはもちろんだが、体に響くような迫力ある音は近くでなければ感じられないだろう。 本記事では、「東京三大花火大会」の一つである「隅田川花火大会」や、多摩地域で親しまれる「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」、シティポップをテーマとした「TOKYOシティポップ花火」など、2024年7月に行われる花火大会を紹介。夏本番を楽しむべく、今から予定を抑えておこう。 関連記事『東京、7月に行くべき盆踊り5選』『東京、七夕祭り5選』
6月に行くべき音楽フェスティバル5選

6月に行くべき音楽フェスティバル5選

タイムアウト東京 > 音楽 > 6月に行くべき音楽フェスティバル5選 6月も注目の音楽フェスティベルが多数開催。本記事では「日比谷音楽祭」や、立川の「GREEN GROWN MARCHE!夏の収穫祭」、長野の湖畔の宿泊施設で行われる「TINY GARDEN FESTIVAL」など、生音系のアーティストが出演するイベントから、DJたちの選曲が光る東京の臨海部のパーティー「The Do-Over TOKYO」「Manhattan Portage presents Body&SOUL Live in Japan」まで紹介する。 野外で心地いい音楽に揺れて、一足先に夏をつかまえに行こう。 関連記事『6月8・9日、日比谷野音で無料音楽祭が開催』『東京、6月から7月に行くべき音楽イベント』
東京、5月25・26日に開催するビールイベント5選

東京、5月25・26日に開催するビールイベント5選

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、5月25・26日に開催するビールイベント5選 さまざまなビールが一度に楽しめるのが魅力のビールイベント。なかなか飲めないレアなクラフトビールを試せたり、作り手と直接話して自分の好みの銘柄を知れたりと、奥深き世界に足を踏み入れる一歩になるだろう。 本記事では「けやきひろばビール祭り」「オクトーバーフェストin芝公園 ~Spring~」をはじめとする大規模イベントだけでなく、渋谷「ミッケラートウキョウ」主宰の「Keep Pouring Nippon」など、個性あふれるイベントを紹介する。今週末はビール片手に乾杯しよう。 関連記事『東京、屋外ビアガーデン2024』『東京、ベストクラフトビールバー23選』
東京、ゴールデンウィークに行くべきジャズイベント3選

東京、ゴールデンウィークに行くべきジャズイベント3選

タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、ゴールデンウィークに行くべきジャズイベント3選 熱く激しい音楽、ジャズ。一見とっつきにくく感じるかもしれないが、難しいことは考えずに、プレーヤー同士の掛け合いや即興演奏など、ただ音に耳を傾ければその魅力のとりこになるだろう。 本記事では、誰もが一度は聞いたことがあるギターレジェンドのラリー・カールトン(Larry Carlton)のフェアウェル公演やベテランミュージシャンたちの熱き共演が楽しめる老舗のゴールデンウィークイベントを紹介する。 もっとジャズが聞きたくなったら、2024年5月16日(木)、タイムアウト東京が主宰するイベント「Tokyo Beats & Brews」にも足を運んでみてほしい。 また、タイムアウト東京では「ゴールデンウイークでしかできないこと2024」と題して、アート、音楽、グルメ、花絶景、注目のニューオープンなどをまとめている。ぜひ併せてチェックしよう。 関連記事『東京、ジャズバー7選』『無料ジャズイベント「JAZZ AUDITORIA in WATERRAS」が5年ぶりに野外開催』
東京、3月から4月に行くべき音楽イベント

東京、3月から4月に行くべき音楽イベント

タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、4月から5月に行くべき音楽イベント いよいよゴールデンウィーク。9連休を取った人も仕事の人も関係なく、また、大型連休が終わっても非日常をパーティーで味わいたい。 「タイムアウトカフェ&ダイナー」の14周年アニバーサリーの最後を飾る公演や、下北沢「SPREAD」の「GRAVITY GRAFFITI NIGHT」、渋谷「WWW X」では初となる田中フミヤによる「CHAOS」など、ディープなイベントが揃っている。最高の音が流れるパーティーで、明日を生き抜くエネルギーチャージをしよう。 関連記事『5月から6月に行くべきアニメ展示』『収益は寄付やアーティストに還元、新パーティー「HE∀DS」』
東京、ゴールデンウィークに行くべき音楽イベント

東京、ゴールデンウィークに行くべき音楽イベント

タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、ゴールデンウィークに行くべき音楽イベント 大型連休の予定はぎっしりと埋まっているだろうか。どう過ごすか悩む日は、パーティーへ繰り出そう。 歌舞伎町「ゼロトウキョウ(ZEROTOKYO)」は1周年を迎える。恵比寿「リキッドルーム」の2階にある「タイムアウトカフェ&ダイナー」は、15周年アニバーサリーパーティーの最終回を2024年5月5日(日・祝)に開催する。 そのほか、神田「ポラリス(POLARIS)」では7日間にわたりアンビエントを多角的に検証する「MIMINOIMI」が、5月6日(月・振休)からスタート。バリエーション豊かな東京の音楽シーンを楽しんでほしい。 関連記事『5月に行くべき音楽フェスティバル4選』『オーストラリアのスターシェフのレストランが西新宿に期間限定オープン』

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東京、7月20・21日に開催される国際フェスティバル3選

東京、7月20・21日に開催される国際フェスティバル3選

2024年7月20日(土)、21日(日)に行われる、東京にいながらにして海外の風を感じられるイベントを3つ紹介する。 ブラジルをはじめ、ラテンアメリカの文化が楽しめる「ブラジル&ラテンフェスティバル」が、「代々木公園」で開催。酒好きにはたまらない祝祭「テキーラの日 Celebration Party」は、天王洲の地で心地よく酔いどれてしまいそうだ。東京のシーサイド、豊洲で開催される「トロピカル・ハワイアンフェスティバル inアーバンドック ららぽーと豊洲」では、海風を浴びながらハワイのさまざまなカルチャーを堪能できるだろう。 夏本番を本気で楽しむべく、足を運んでほしい。 ブラジル&ラテンフェスティバル 「ブラジル&ラテンフェスティバル」 ブラジルをはじめ、ラテンアメリカの国々の音楽や料理が楽しめる「ブラジル&ラテンフェスティバル」が開催。シュラスコレストランの「バルバッコア」や、キューバサンドを提供する「サウス ヤード キッチン ハレ」などが出店する。 デビュー40周年を迎えたシンガーソングライターで俳優のスープラ(SUPLA)や作曲家でピアニストのヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)のほか、豪華なパフォーマーが出演。南米のカルチャーに触れられる2日間になるだろう。またケヤキ並木通りでは「ウクライナフェスティバル」も初開催。併せて訪れてみては。 ※20・21日 11〜20時/代々木公園/入場は無料 テキーラの日 Celebration Party 「テキーラの日 Celebration Party」過去開催の様子 酒好きに根強い人気を誇る記念日、「テキーラの日」を祝うイベントが天王洲で開催。入場チケットが必要な「Ticket Area」と無料開放される「Free Area」の2スペースで展開する。 Ticket Areaでは、ウエルカムカクテルの提供、テキーラやメスカルのフリーテイスティング、テキーラをベースにしたカクテル「マルガリータ」作りの体験など、さまざまなテキーラの魅力が堪能できる。 「キャナルガーデン」に設置されるFree Areaでは、メキシコ雑貨や伝統工芸品、テキーラグッズをはじめとする商品を販売する市場、「Mercado mexicano “Tianguis“」がオープン。そのほか、多彩なメキシコ料理を提供するフードトラック5台が登場する。 ※21日「Ticket Area」13〜18時/「Free Area」12〜18時/ライド/料金は「Ticket Area」前売り5,000円、当日6,000円/「Free Area」入場無料 トロピカル・ハワイアンフェスティバル2024 in アーバンドック ららぽーと豊洲 画像提供:株式会社ビー・エフ・シー 東京のシーサイドで、海風を浴びながらハワイの豊かな文化が楽しめる「トロピカル・ハワイアンフェスティバル2024 in アーバンドック ららぽーと豊洲」が開催。音楽やダンス、料理など、さまざまな魅力が堪能できる。 ロコモコやガーリックシュリンプ、ポケなどの料理がラインアップするのに加えて、「ピニャコラーダ」「ハワイアンカクテル」をはじめ、南国の人気ドリンクも揃う。ウクレレ体験会のほか、フラダンスのステージは盛り上がりそうだ。ステージ情報やウクレレ体験会の開催日程は公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※7月19日〜8月18日 15〜22時、土・日曜・祝日11〜22時(L.O.21時30分)/アーバンドック ららぽーと豊洲/入場は無料 関連記事 『東京、7月20
東京、7月20・21日に開催されるミニシアター特集上映3選

東京、7月20・21日に開催されるミニシアター特集上映3選

2024年7月の第3週は、セレクトの妙や個性が光るミニシアターの特集上映へ。 「東京」を切り口にした『ロスト・イン・トランスレーション』と『(ハル)』、2023年に話題を集めた『バービー』と『哀れなるものたち』の2本立て、台湾ニューシネマをけん引した映画監督、ワン・トン(王童)に焦点を当てるほか、同地の珠玉の名作たちを上映する「台湾巨匠傑作選」など、バラエティーに富んだラインアップに注目したい。 暑くてどこにも行きたくないあなたこそ、足を運んでみては。 やっと会えた、ここ東京で 名画座2本立て 『ロスト・イン・ トランスレーション』 「やっと会えた、ここ東京で 名画座2本立て」と題して、「目黒シネマ」で、『ロスト・イン・トランスレーション』と、『(ハル)』の2作を上映。今なお根強い人気を誇るソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)作と、『家族ゲーム』でも知られる森田芳光による評価の高い名作が一度に楽しめる。 「東京」を切り口に、人との出会いを描いた作品を国内外の監督の視点を通してみることで、浮かび上がってくる何かがあるだろう。また、同日程で「レイトもスカーレット・ヨハンソン」と題して『her/世界でひとつの彼女』『ゴーストワールド』を1本立てで上映する。併せてチェックしてほしい。 ※17〜20日『ロスト・イン・トランスレーション』10時〜、14時10分〜、『(ハル)』12時〜、16時05分〜/目黒シネマ/料金は1,600円、学生1,200円、60歳以上・3歳〜小学生1,100円 すべての自由な❤を持つものたちへ 『すべての自由な❤を持つものたちへ』 2023年に話題を集めた『バービー』と『哀れなるものたち』が2本立てで、「早稲田松竹」で上映。世界で一番有名なファッションドールの初映画化作と、『女王陛下のお気に入り』でタッグを組んだヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos)とエマ・ストーン(Emma Stone)が再び集結した作品は、根底につながるテーマが感じられるだろう。 未見の人はもちろん既に観た人も、新たな発見がある組み合わせだ。セレクトの妙を劇場で確かめてほしい。 ※20〜26日『バービー』12時40分〜、17時30分〜/『哀れなるものたち』10時〜、14時50分〜、19時40分〜/早稲田松竹/料金は1,500円、学生1,200円、60歳以上・小学生1,100円 台湾巨匠傑作選 『台湾巨匠傑作選』 台湾ニューシネマをけん引した映画監督、ワン・トンに焦点を当てた「台湾巨匠傑作選」が開催。劇場初公開の『村と爆弾』『無言の丘』と『バナナパラダイス』から成る、通称「台湾近代史三部作」と呼ばれる作品や、エドワード・ヤン(楊德昌)による『台北ストーリー』、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)の『恋恋風塵』などがラインアップする。 台湾人の日常生活や台湾社会が抱える問題を写実的に描いた作品たちは見逃せない。珠玉の名作を鑑賞しよう。各作品の上映時間は公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※7月20日〜8月30日/ケイズシネマ/料金は1,600円、大学・高校生1,400円、60歳以上1,200円 関連記事 『映画「バービー」が好きなら見ておきたい映画10選』 『人生で観ておくべき、日本映画ベスト50』 『豪華なシートがある映画館』 『東京、7月に開催される注目のホラーイベント3選』 『東京、7月に観るべきファッション展3選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら
東京、7月13〜15日に開催される注目のポップアップ3選

東京、7月13〜15日に開催される注目のポップアップ3選

2024年7月、3連休の今週末は個性あふれるポップアップへ。本記事では、それぞれ毛色の異なるポップアップイベントを3つ紹介する。 Amazonプライム・ビデオで、実写ドラマの配信が話題となったゲームシリーズ『Fallout』や、『愛の不時着』を抜いて韓国tvNのドラマ史上最高視聴率を記録した大ヒット作『涙の女王』、北九州が誇るうどんチェーン店「資さんうどん」など、訪れるべきポップアップが勢揃いする。またとない貴重な機会を見逃さないように。 Fallout mini POP UP STORE 「Fallout mini POP UP STORE」 Amazonプライム・ビデオで、実写ドラマの配信が話題の人気ゲームシリーズ『Fallout』。核戦争によって荒廃した世界を舞台に展開するRPGシリーズである同作のポップアップが、「池袋パルコ」6階の「インフォレンズギークショップ 池袋パルコ店」で、12日(金)から8月4日(日)まで開催する。 ポップアップでは、実写ドラマ版『Fallout』をモチーフにした商品や、数量限定の特別キットを販売。関連グッズを5,000円(税込み)以上購入するごとに、特製ダイカットステッカーを全6種類からランダムで1つプレゼントする。 店内では同作のアイテムの展示も行われるため、ファンなら必ず足を運びたい。 ※7月12日〜8月4日 11〜21時/インフォレンズギークショップ 池袋パルコ店/入場は無料 資さんうどんPOP-UPレストラン 画像提供:資さんうどんPOP-UPレストラン 北九州のうどんチェーン店「資さんうどん」が、神田に13日(土)〜15日(月・祝)の3日間限定で上陸する。同店は1976年に創業し、福岡県などの北九州を中心に69店舗展開し、「九州が誇るソウルフード」として多くの人に愛されている。 まず食べてほしいのは、不動の人気メニューである「肉ごぼ天うどん」(900円、以下全て税込み)だ。かつお節、コンブ、シイタケなどから取っただしに特製のモチモチとしたうどんがホッとする味わい。さらに、スティック状の「ごぼ天」と甘辛い牛肉が乗ったビジュアルは、もはや同店のシグネチャーである。 のほか、ごぼ天うどんに、カツとじ丼、ぼた餅がセットになった「資さんしあわせセット」(1,200円)も忘れてはいけない。北九州の食文化を継承したいという思いから販売を始めた「ぼた餅」は、年間540万個を売り上げる名物だ。ポップアップレストランでは、この2種類のみを提供している。 関東圏では食べることができない「資さんうどん」を、この機会に試してみては。 ※13〜15日 11〜16時/ビストロ ヴィヴァン 涙の女王 日本POPUPストア 「涙の女王 日本POPUPストア」 韓国を代表するドラマスタジオである「スタジオドラゴン」が製作したドラマ『涙の女王』のポップアップストアが、「タワーレコード渋谷店」で開催。同スタジオが手がけた『愛の不時着』を抜いて、韓国tvNのドラマ史上、最高視聴率を記録した大ヒット作の世界観を堪能できる。 韓国での開催時に好評を博した、劇中で使用された小物の展示なども実施予定。また、期間中に対象商品を5,000円以上購入するごとに、先着で日本オリジナルの「ポラロイド風フォト」を1枚入手できる。 なお混雑緩和と安全対策のため、12日〜14日(日)の3日間は先着受付による電子チケット制。詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※12日 12〜21時、13〜28日 11〜21時/タワーレコード渋谷店/入場は無料 関
東京、2024年上半期にオープンした注目の商業施設4選

東京、2024年上半期にオープンした注目の商業施設4選

2024年上半期も魅力的な商業施設が誕生した。原宿・神宮前交差点の新たな顔や、「豊洲市場」内のランドマーク、五反田の注目フードホール、個性あふれる「個商い」が集まる高尾のリノベーション施設などを紹介する。 次々とでき上がる商業施設に食傷気味の人もいるかもしれないが、それぞれ異なるコンセプトを持ったヴェニューに足を運んでほしい。そして、下半期もダイナミックに変化する東京の街を楽しもう。 豊洲 千客万来 Photo: Kisa Toyoshima 豊洲市場内に「うまさの聖地」をコンセプトとした「豊洲 千客万来」が、2月1日にオープン。「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」となることを目指す。 ゆりかもめ市場前駅とペデストリアンデッキで直結しており、アクセスは抜群。同施設は食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」で構成され、地下1階・地上3階建ての食楽棟は、御影石や淡路島のいぶし瓦などの伝統的な素材を使用した街並みが印象的だ。 施設内の出店テナントは、豊洲市場ならではのローカルフードなどを販売。地下1階・地上9階建ての温浴棟では、源泉から運び込んだ絶景展望の温泉や東京湾のパノラマ夜景を望める足湯など、非日常の癒やしが体験できる。 東急プラザ原宿 ハラカド   Photo: Keisuke Tanigawa 原宿・神宮前交差点に4月17日にオープンした商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」。外装・屋上デザインの設計は建築家の平田晃久が手がけている。 高円寺の老舗銭湯の姉妹店「小杉湯原宿」や雑誌の図書館「カバー(COVER)」、会員制のクリエーティブラウンジ「ベイビー コーヒー ブリュークラブ(BABY The Coffee Brew Club)」をはじめ、地上9階・地下3階建ての施設内に75店舗が入居。開放感あふれる屋上テラスや、アートと植物が楽しめるパブリックスペースなども見逃せない。 また、5・6階は「原宿のまちの食堂」をテーマに、隈研吾デザインの立ち飲み「トーキングゴリラ」や、「シオ(sio)」の新店「ファミレス(FAMiRES)」、日本初上陸の韓国フライドチキン専門店「カンブチキン」など、魅力的な飲食店が揃っている。交差点を挟んだ向かい側の「東急プラザ表参道 オモカド」と併せて訪れたい。 五反田食堂 Photo: Kisa Toyoshima「ウニ・オン・ザ煮玉子」 「多様な人が気兼ねなく過ごせる五反田のマチの食堂」をコンセプトとしたフードホール「五反田食堂」が4月26日、複合施設「五反田JPビルディング」内にオープン。テナント数は11店舗で、東京初出店から五反田の名店まで、バラエティー豊かなテナントが入居する。 予約が取れるのは3年先という人気店「食堂とだか」の新店舗「ここにもとだか」や、「五反田TOCビル」で長年愛されてきた「東京五反田 食事処・志野」、目黒区碑文谷と武蔵小山に店舗を構えるカフェ「アマメリアエスプレッソ(AMAMERIA ESPRESSO)」の新店「スペシャルティコーヒー アマメリア(Specialty Coffee AMAMERIA)五反田食堂店」など、五反田で何を食べるか悩んだら、その答えが見つかるような店舗が揃う。 座席数は約230席でカウンターやソファも用意され、さまざまなシーンで利用できるだろう。 また、同ビルの14階には、「OMO(オモ)5東京五反田 by 星野リゾート」が入居している。宿泊者以外でも、オールデイカフェ「OMOカフェ&バル」で注文すれば入室できる「空中庭園」
東京、7月12〜14日に開催される音楽イベント3選

東京、7月12〜14日に開催される音楽イベント3選

2024年7月の3連休は音楽イベントへ。明日のことは考えず全力で遊び尽くそう。 12日(金)は「東洋のテクノ・ゴッド」ことKEN ISHIIが表参道「VENT」に登場。13日(土)は渋谷「WOMB」で、DJ KRUSHの最新作のリリースパーティーに、ゆかり深いアクトの出演が決定した。そして14日(日)の「青山蜂」では、手練れのDJたちが集まる毎月第2日曜の「ダブルサイダー Overseen by D.L a.k.a. BOBO JAMES & ECD」が開催する。 青山・渋谷エリアで最高のパーティーに巡り合おう。 KEN ISHII 「KEN ISHII」 「東洋のテクノ・ゴッド」と称され、数々の華々しい経歴を持つKEN ISHIIが、表参道「VENT」に登場。「ROOM1」では共演に、クリス・リービング(Chris Liebing)をはじめ、さまざまなアーティストと共演を重ねてきたGAKU SAIMURA、「Harmony」を主宰するDANA NADAと「Ni hao ma?」主宰のDANDANによるバックトゥバック、国内外でのフェスティバルや都内のアンダーグラウンドパーティーに出演するERIMIYAがラインアップする。 「ROOM2」では、2023年にテクノ・トランスレーベル「KAGRA」をスタートさせたRemi Ohsugi、渋谷を中心にテクノやハウスを軸にプレイするLiko Kitajima、ハードミニマルやテクノを中心としたBundo、タイをはじめとする東南アジアでキャリアを重ね、2023年から東京へ拠点を移したWataru Wanlakが決定。一晩中踊り続けよう。 ※12日 23時〜/VENT/料金は前売り2,500円、当日4,000円 DJ KRUSH NEW ALBUM「再生」RELEASE PARTY 「DJ KRUSH NEW ALBUM「再生」RELEASE PARTY」 DJ KRUSHが最新アルバム『再生 -Saisei-』のリリースツアーの東京公演を渋谷「WOMB」で開催。同作に参加したD.OやJinmenusagiをはじめ、Mummy-D(Rhymester)らが参加する。 また、DJ KRUSHの以前の作品に客演している ralphがライブを、 OMSBはDJセットで登場。そのほか、Soulscape from Seoul、HerbalistekなどのDJや、VJのKOZEEをはじめ、豪華なアクトが記念すべき一夜を彩る。 全フロアを網羅するように遊び尽くしてほしい。 13日 23時〜28時40分/WOMB/料金は前売り3,500円/当日4,000円、23歳以下2,000円 ダブルサイダー Overseen by D.L a.k.a. BOBO JAMES & ECD 「ダブルサイダー Overseen by D.L a.k.a. BOBO JAMES & ECD」 毎月第2日曜日に開催されているイベント「ダブルサイダー Overseen by D.L a.k.a. BOBO JAMES & ECD」。かつてレギュラーメンバーとしてECDとDEV LARGEが参加していたパーティーだ。 クボタタケシとKe-Ta The Disco 9、川西卓の3人のレジデントに加えて、今回はKAZAHAYAが登場。フードはドミンゴ企画が出店する。手練れのDJたちによる選曲とスキルを堪能できる時間になるだろう。 ※14日 18時〜/青山蜂/料金は1,000円 関連記事 『東京、7月から8月に行くべき音楽イベント』
周辺回遊のハブとなるか、大型複合施設「渋谷アクシュ」がオープン

周辺回遊のハブとなるか、大型複合施設「渋谷アクシュ」がオープン

2024年7月8日(月)、渋谷に新たな大型複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」がオープンする。1〜4階は商業施設、5〜23階はオフィスで構成され、商業フロアには初出店・新業態を含む、飲食店やアートギャラリーなどの出店が決定した。 画像提供:渋谷アクシュ1階アトリウム 本施設が位置するのは、スクランブル交差点とは反対側の渋谷駅東口側。渋谷駅から青山方面へとつながる同エリアは、青山通りや明治通り、六本木通りという幹線道路に囲まれており、その上宮益坂をはじめとした坂が多く、周辺エリアとの円滑な回遊が難しかった。また、オフィス中心の地域ということもあり、人々が集まり、にぎわいが生まれる場所が不足しているというのが課題だった。 同施設は、「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷2丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとのつながりを生かし、渋谷を代表する「奥渋」「渋南」などのエリアに続く、「青渋」のアイコンとなることを目指す。 街歩きの動線が劇的に改善 Photo: Kosuke Hori「渋谷ヒカリエ」への接続デッキ Photo: Kosuke Hori「渋谷クロスタワー」への接続デッキ まず訪れてみて驚いたのは、街歩きの動線が明らかによくなることだ。同施設は「渋谷ヒカリエ」3階と2階部分が接続されており、雨の日でも濡れずに通行できる。そして2階のフロアからは、「渋谷クロスタワー」にも移動でき、谷地形の渋谷を高低差を感じずに移動できる。始発から終電までの5時から25時まで利用可能なのもうれしい。 渋谷駅側と青山方面側に玄関口となる広場を設置 画像提供:渋谷アクシュ「シブスポット」 渋谷駅側と青山側には、2つの玄関口となる広場を設置。渋谷方面の広場は「シブ(SHIBU)スポット」と名付けられ、キッチンカーの出店や、イベントを開催。大型のシースルービジョンを設置し、季節ごとのコンテンツや3Dの映像を流す予定だという。階段状になったベンチもあり、シンボルツリーとして植えられているウラジロモミは、シーズンが来たらイルミネーションを楽しめるそうだ。 Photo: Kosuke HoriJean Jullien『The Tank』2024 青山側は「アオ(AO)スポット」。同施設に現代アートギャラリーやアートバーを出店する「ナンヅカ(NANZUKA)」のパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」により、行き交う人々が気軽にアートに触れられる機会を創出する。年2、3回の入れ替えを予定しており、第1弾は世界的に活躍するフランス人アーティストのジャン・ジュリアン(Jean Jullien)による『The Tank』という作品が展示されている。 アートギャラリー「ナンヅカ」が手がけるアートバー Photo: Kosuke Hori空山基の作品が納められたテーブル アートギャラリー「ナンヅカ」の開業は2025年を予定しているため、惜しくも今回は取材できなかったのだが、新業態のアートバー「ナンヅカ テイクン(NANZUKA TAKEN)」は、アート作品に囲まれる圧巻の空間が広がっていた。 Photo: Kosuke Horiフランス料理店「エテ」のオーナーシェフ・庄司夏子とのコラボレーションモクテル 空山基の作品が納められたテーブルをはじめ、ギャラリー所属アーティストのアートが並ぶ。フランス料理店「エテ(été)」のオーナーシェフ・庄司夏子とコラボレーションしたモクテルは、シークワーサーのジュースと鮮やかなバタフライピ
東京、7月に行くべき音楽イベント4選

東京、7月に行くべき音楽イベント4選

夏の夜は、身も心も包み込んでくれるような音楽を聴きに行こう。 従来のイメージ通りのバンドイベントをはじめ、クラブミュージックも盛り上がりを見せる下北沢では、同地にある「ILLAS」でのハードディガーたちが織り成すパーティーと、「LIVE HAUS」でのアマピアノイベントなど、一見の価値があるパーティーをピックアップした。 表参道「VENT」で行われる、日本が誇る至宝とでもいうべきKuniyukiによるライブセットは見逃せない。渋谷「WWW X」では、ミュージックラバーたちが愛する野外フェスティバル「FESTIVAL de FRUE」の7年越しの悲願がかない、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)とサム・ゲンデル(Sam Gendel)が共演する。 あなたにとっての最良の夜がきっとあるはずだ。現場でしか生まれないグルーヴの一員になろう。 COMBO 「COMBO」 ブラックミュージックを軸に、ジャズやハウス、ヒップホップ、ソウルなどをクロスオーバーさせた独自の音楽性を探求中のJIMAと、「ジ・異常クルー」での活動をはじめ、さまざまなヴェニューで精力的にDJするGOLD 43が、毎月第1金曜日にレギュラーパーティー「COMBO」を開催決定。その記念すべき初回が、2024年7月5日(金)、下北沢「ILLAS」で行われる。 ハードディガーである2人が一夜をかけて紡ぐグルーヴは、明け方にはどのような景色を見せてくれるのだろうか。東京ローカルシーンのDJたちの地力の高さを感じるイベントになるだろう。ぜひ足を運んで現場で体感してみてほしい。 ※5日 22時〜/ILLAS/料金は1,500円(1ドリンク込み) FRUE presents Fabiano do Nascimento & Sam Gendel 「FRUE presents Fabiano do Nascimento & Sam Gendel」 2024年2月にコラボレーションアルバム『The Room』をリリースした、ファビアーノ・ド・ナシメントとサム・ゲンデルによるライブが、渋谷「WWW X」で開催。2017年初開催時の「FESTIVAL de FRUE」でかなわなかった、7年を経た共演となる。 ギターとサックスによって解釈された、南米各地の民俗音楽がコンパイルされたThe Roomを聴いて少しでも感じるものがあったなら、訪れるべきイベントだろう。さまざまなジャンルの壁を飛び越える2人の演奏に酔いしれたい。 ※8日 20時〜/WWW X/料金は前売り7,000円、当日8,000円(ドリンク代別) KUNIYUKI 「KUNIYUKI」 DJハーヴィー(Harvey)やジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)をはじめ、世界各国のDJから高い評価を受けている日本の至宝・Kuniyukiがライブセットで表参道「VENT」に出演。「Room1」での共演は、パーティー「TOGENKYO」を主宰のAn toi、「Kulu」のレジデントとしても活躍するTakuto UchiyamaとSHOGOによるユニット「SATICA」、青山「レッド バー」で「CONNECTION」を主宰するLeo Gabrielがラインアップする。 「Room2」には、「中目黒ソルファ」でハウスとR&Bに焦点を当てたパーティー「Voita」を開催するAMANE、ハウスを中心とするイーブンキックをセレクトするAsami、2023年にレーベル「Hekdb」を立ち上げたPine、
「ジブリパークとジブリ展」最速レポート、天王洲・寺田倉庫で開催

「ジブリパークとジブリ展」最速レポート、天王洲・寺田倉庫で開催

2024年6月28日(金)から9月23日(月・祝)まで、天王洲「寺田倉庫B&C HALL/E HALL」で「ジブリパークとジブリ展」が開催。愛知県に位置するスタジオジブリの世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」の現場制作を指揮した映画監督、宮崎吾朗のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、同ヴェニューがどのように生み出されたか、その舞台裏を貴重な制作資料や試作品なども併せて紹介する展覧会だ。 Photo: Kisa Toyoshima名作のポスターが一堂に会する(Ⓒ Studio Ghibli) エントランスでは、ジブリの名作のポスターが集結。キャッチコピーとともに切り取られたワンシーンは、いつまでも色あせない魅力がある。ポスターの下には原画もあり、入ったばかりにもかかわらず足を止めてじっくりと眺めてしまった。 宮崎駿のイメージを具現化した「三鷹の森ジブリ美術館」 Photo: Kisa Toyoshima「ネコバス」と「トトロ」(Ⓒ Studio Ghibli) 展示は、第1章「はじまりは三鷹の森ジブリ美術館」からスタート。まず目を引くのは、「ネコバス」と「トトロ」だ。ネコバスの中は入ることができ、腰をかけると映画『となりのトトロ』の作中で、サツキとメイの姉妹が見ていたであろう風景を鑑賞できるというしゃれた仕掛けが用意されていた。 Photo: Kisa Toyoshima「ネコバス」の内部(Ⓒ Studio Ghibli) 宮崎駿は映画を作る際に、こんな映画を作りたいという思いを込めて、何枚もの「イメージボード」と呼ばれる絵を描く。美術館の構想も同じく絵に描き上げていて、巨匠の頭の中で次々に沸いたであろうイメージを本展では見ることができる。 Photo: Kisa Toyoshima宮崎駿による「イメージボード」(Ⓒ Studio Ghibli Ⓒ Museo d'Arte Ghibli) Photo: Kisa Toyoshima宮崎吾朗のメモ(Ⓒ Studio Ghibli Ⓒ Museo d'Arte Ghibli) 宮崎駿のイメージを具現化するために、宮崎吾朗が試行錯誤したであろう様子は、展示されているメモからうかがえる。「サービス業である。だからこそ誠実でなければならない」「基本理念 誰のために なんのために」といった走り書きからは、クリエーティブな空想の絵を現実に落とし込む際の、生々しいまでの苦労や悩みが伝わってきた。 宮崎吾朗のアニメーション映画監督としての歩み 次のフロアは、第2章「アニメーションの世界をつくる」。過去に建設コンサルタントとして公園緑地などの計画に携わっていた宮崎吾朗は、ジブリ美術館の初代館長を約4年間務めた後に、アニメーション映画監督としての道を歩み始めた。 その初監督作品『ゲド戦記』から、アニメーター・近藤勝也とのコンビネーションが生まれた第2作『コクリコ坂から』、そしてスタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション『アーヤと魔女』のベースとなったイメージボードやデザイン画、背景美術などを展示している。 Photo: Kisa Toyoshima企画展示「アーヤと魔女展」への階段(Ⓒ Studio Ghibli) Photo: Kisa Toyoshima企画展示「アーヤと魔女展」(Ⓒ Studio Ghibli) 『アーヤと魔女』の公開を記念して、「三鷹の森ジブリ美術館」で2021年6月から2022年5月まで開催されていた企画展示「アーヤと魔女展」が本企画に再登場。階段を上った
東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選

東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選

夏の暑さにもジャズは合う。2024年7月にも注目のジャズイベントが揃っている。 ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)のバンドメンバーだったことでも知られる海野雅威が「ブルーノート・プレイス」に初登場。1980年代後半から「新宿ピットイン」で不定期開催されているギタリスト・吾妻光良のブルースセッションや、グラミー賞に3度ノミネートされたシンガーのジャズメイア・ホーン(JAZZMEIA HORN)待望の再来日、小沼ようすけとKai Petite、沼澤尚から成る「The Timeless Nation」によるツアーファイナルなど、どれも見逃せない公演ばかりだ。 手練たちによる生演奏の迫力と、その醍醐味(だいごみ)を味わいに行こう。 Piano Colosseum featuring 海野雅威 「Piano Colosseum featuring 海野雅威」 ニューヨークで最も愛され、信頼されているピアニストの海野雅威が、恵比寿「ブルーノート・プレイス」に初登場。ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)のバンドメンバーだったことでも知られる海野のソロピアノは見逃せない。 「Piano Colosseum」というタイトルの通り、ステージは客席に360度囲まれる。オーセンティックかつグルーヴィーな演奏に酔いしれよう。 ※5・6日 19時〜、20時15分〜/ブルーノート・プレイス/料金は3,300円 吾妻光良・藤井康一ブルースセッション! 「吾妻光良・藤井康一ブルースセッション!」 「吾妻光良 & The Swinging Boppers」「吾妻光良 & The Rocking Calypsonians」などでの活動で知られるギタリストの吾妻光良。1980年代後半から不定期に行われているブルースセッションを、バンド「ウシャコダ」の藤井康一とともに開催する。 そのほか、アルトサックスの守谷美由貴、ピアノの板橋文夫、ベースのグレッグ・リー、ドラムの塚田陽太が参加。生演奏の醍醐味を味わおう。 ※6日 14時〜/新宿ピットイン/料金は3,300円(1ドリンク付き) JAZZMEIA HORN 「JAZZMEIA HORN」   グラミー賞に3度ノミネートされているジャズシンガーのジャズメイア・ホーンが、2023年の公演延期を経て待望の再来日を果たす。シーンに旋風を巻き起こす彼女のステージは必見だ。 本公演はピアノトリオを従えて行われる。ジャズを愛し、ピアノを弾く彼女の祖母が選んだジャズメイアという名前の通り、音楽への熱い情熱を感じるステージになるだろう。注目の実力派シンガーによる公演に足を運んでみてほしい。 ※17〜19日 18時〜、20時30分〜/ブルーノート東京/料金は8,800円 The Timeless Nation 小沼ようすけ + Kai Petite + 沼澤尚 Summer tour Final 「The Timeless Nation」 それぞれが互いにデュオパフォーマンスを続けていた小沼ようすけ、Kai Petite、沼澤尚の3人が一堂に集まる即興セッションを試してみたことで、パーマネントな活動として始めた「The Timeless Nation」が、「コットンクラブ」に初登場。ライブを重ねる度に、その土地や会場の雰囲気などさまざまなものからインスピレーションを受けて、その場でサウンドや楽曲までも作り上げるスタイルへと発展させてきた演奏が楽しめる。 なお、本公演はサマーツアーの千秋楽。ますます脂の乗ったプレイを会場で
東京、6月29・30日に開催されるフードイベント3選

東京、6月29・30日に開催されるフードイベント3選

2024年6月もまもなく終盤を迎え、梅雨はまだだが、いよいよ夏本番が見えてきた。日本一のハンバーガー決定戦を見守り会場でがっつりと食べるのも、縁日を楽しみつつロングセラーのアイス「あずきバー」でさっぱりするのも、体に気を遣ってダイエットグルメを食すのもいいだろう。 本記事では、今年の夏を乗り切るエネルギーチャージになるようなフードイベントを紹介。ぜひ会場に足を運んでほしい。 Japan Burger Championship 画像提供:JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2024 事務局 日本一のハンバーガーを決める大会が、期間と規模を拡大して「さいたまスーパーアリーナ」で27日(木)〜30日(日)に開催。全国から集結した18店舗のハンバーガー店が、「味」「見た目」「調理の正確さ」で競い合う。 見事優勝に輝いたチームには、2024年11月にアメリカで開催される「World Food Championships」のハンバーガー部門への日本代表参加枠を贈呈。2023年に惜しくも準優勝だった岩手の「グロウ(GROW)」をはじめとする5店舗がリベンジを狙うほか、新たに12店舗が初参戦する。 会場では、「ショーグンバーガー(SHOGUN BURGER)」「ゴールデンゲートバーガー(Golden Gate Burger)」など、10店舗がハンバーガーを販売。気に入ったものがあれば、店舗にも足を運んでほしい。 また、日本一のフライドポテトを決める「Japan French Fries Championship」も同時開催。審査方法は来場者投票なので、ハンバーガーと併せてお気に入りのフライドポテトも見つけよう。 ※27〜29日 11〜21時、30日 11〜19時/さいたまスーパーアリーナ/入場は無料 あずきバー祭り 画像提供:井村屋 東京・大阪・名古屋・三重の4カ所で、合計約1万5000本の「あずきバー」を配布するイベント「あずきバー祭り」が28日(金)〜30日に開催。東京会場のみ、輪投げや的当て、ヨーヨー釣りの屋台が出店し、縁日も楽しめる。 東京会場で28日11時30分から、あずきバーのイメージキャラクターを務めている歌舞伎俳優の尾上松也が登場。会場をさらに盛り上げるだろう。 古くから縁起がいい食べ物、また健康の源として食されてきたアズキをたっぷり使用した「あずきバー」で、暑い夏を乗り越えよう。 ※28〜30日 11時30分〜17時/コレド室町テラス/入場は無料 ダイエットグルメ祭り in池袋 画像提供:ダイエットグルメ祭り実行委員会 ダイエットに効果的な糖質オフにもかかわらずおいしいグルメを数多く用意した「ダイエットグルメ祭り in池袋」が29日(土)、30日開催。人気ラーメン店「ドゥエイタリアン」の特別メニューや、健康志向のスイーツ店「ビヨンドスイーツ(BEYOND SWEETS)」のかき氷など、ほかではなかなか味わえないメニューが揃う。 アイドルのライブや、健康に関するインフルエンサーや著名人を集めた企画のほか、主に女性の来場者に向けた管理栄養士と助産師の専門家チームによる無料の個別栄養相談ブースも設置。健康な食生活について、同イベントを通して改めて考えてみては。 ※29・30日 11〜19時/池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアター/入場は無料 関連記事 『京都がトップ、世界で最もミシュランの星付き店が集中している都市』 『神宮外苑花火大会が8月10日に開催、プレリザーブ受付始まる』 『東京、7月に開催される花火大会5
東京、6月21・22日に開催される注目のクラブイベント3選

東京、6月21・22日に開催される注目のクラブイベント3選

天気を気にして外へ出かけづらい梅雨時。2024年6月も後半に差し掛かった今週末、リフレッシュしたいなら、クラブイベントへ足を運ぶのもいいかもしれない。 レフトフィールドかつバレアリックなアクトが揃う「loopな」や、アメリカ各地で活躍するコレクティブ「Juke Bounce Werk」のメンバー、DJ SWISHAの初来日公演、青山「LOOP」から「青山 ゼロ」まで続いた、DJのCHIDAによるパーティー「Dancaholic」の一区切りなど、東京の夜を彩るイベントがラインアップする。 現場でしか起こらないグルーヴを捕まえに行こう。 loopな 「loopな」 京都を拠点に活動するE.O.Uとmelting botが主宰するレジデントパーティー「loopな」の第2回が開催。「惨劇の森」クルーであるAquarium a.k.a 外神田deepspaceや、1990年代後期に竹村延和の「Childisc」からデビューしたsuppa micro panchop、京都からはアートワークも手がけるeijin、テクノ軸のグルーヴを高めるRyogoが「ダンスフロア」に出演する。 「ラウンジ」には、新世代のオーガニック派ともいえるnano odorine、moge!、lostbaggage、shiranaihanaがラインアップ。また前売りの特典として、ast midoriとDjuBumbaが参加したhaloの新EPのダウンロードコードが付いてくるので、事前にチケットを抑えておきたい。 ※21日 24時〜/WWW/料金は前売り2,300円、当日2,800円、23歳以下1,800円(別途1ドリンク代) DJ SWISHA 「DJ SWISHA」 アメリカ各地で活躍するコレクティブ「Juke Bounce Werk」のメンバーであり、DJのA-Trak主宰レーベル「Fool’s Gold Records」の所属アーティストのDJ SWISHAが初来日。彼が2023年5月にリリースした「CLUB MEGAMIXXX」は、「Resident Advisor」が選ぶ年間ベストトラックに選出されている。 渋谷「Midnight East」で行われる記念すべき公演に、国内からはFULLHOUSE所属のSAMOとTYO GQOMのメンバーHW BINGO、kengotakiとCreatures Records主宰のDJ DISKがB2Bセットで登場するほか、「東間屋(Azumaya)」には、Lui、YUVIE、iz x KATAINAKA、HIMAWARIが出演。踊りに行くのに間違いのない夜になるだろう。 ※22日 23時〜/Midnight East/料金は前売り2,500円、当日3,500円、23歳以下1,500円 LAST DANCAHOLIC 「LAST DANCAHOLIC」 アナログレーベル「ene」を主宰し、国内と海外のアンダーグラウンドダンスミュージックシーンをつなぐキーマンの一人であるDJ、CHIDAによるパーティー「Dancaholic」が開催。ヴェニューの閉店に際して最終回を迎え、青山「LOOP」時代から続く人気イベントの一区切りとなる。 夜通し行われるCHIDAのDJは、明け方にはどのような景色を見せてくれるだろうか。LOOPや「青山 ゼロ」といったクラブシーンを支え続けた箱の歴史に思いを馳せつつ、一夜を通して紡がれる音の旅へ足を運んでみては。 ※22日 23時〜/青山 ゼロ/料金は2,000円(1ドリンク込み) 関連記事 『東京、6月から7
直木賞作家・今村翔吾によるシェア型書店「ほんまる 神保町」が誕生

直木賞作家・今村翔吾によるシェア型書店「ほんまる 神保町」が誕生

「塞王の楯」で直木賞を受賞した作家の今村翔吾が経営するシェア型書店「ほんまる 神保町」が、2024年4月27日にオープン。シェア型書店とは、本棚を借りた棚主が、それぞれのおすすめや自分で作った本を販売する新しい書店の形だ。1階と地下1階の2フロアで構成されており、さまざまな人が、幅広いジャンルを扱っている。全国的に書店を盛り返したいという今村の思いからスタートしたという。 Photo: Keisuke Tanigawa外観 印象的なロゴや空間のデザインは、クリエーティブディレクターの佐藤可士和が担当。取材は平日のオープン直後だったのだが、開放感あふれるオープンな店内に引かれるのか、来店者がひっきりなしだった。 Photo: Keisuke Tanigawa1階の様子 気になる棚主たちは、本好きはもちろん、自身で本を執筆していたり、書評を書いたり、表紙を撮影したりという関わり方をしている人たちや、小さな出版社、書店にあまり流通していない本を置きたいという人がいるという。また、委託で本を販売する書店はほかにもあるが、大きな違いとして挙げられるのは、古本だけでなく新刊も取り扱えることだ。 Photo: Keisuke Tanigawa地下1階の様子 棚数は全部で364棚。棚を借りるための月額料金は4,850円(税込み)からで、商品を手に取りやすい位置だと高くなる。詳細は公式ウェブサイトから問い合わせてほしい。 Photo: Keisuke Tanigawa 本のセレクトもそれぞれの個性があり、写真集や漫画、絵本などを置いている棚や、2つの棚を借りている人も。新刊は定価だが、古本の値付けは市場価格にこだわるのではなく、思い入れなどで左右されるのが面白い。 Photo: Keisuke Tanigawaスタッフが着用しているはっぴ 棚主によって入れ替えるペースはまちまちで、取材中にも納品に訪れる棚主がいた。講談社や生島企画室など、法人のコーナーもあり、同店のスタッフが月に1度ほど入れ替えている。 Photo: Keisuke Tanigawa 自身で作っているフリーペーパーや、本におすすめを挟み込みしている人のものは、つい手に取ってしまった。図書館などで見かける代本板が各棚に設置され、棚主の情報が載っている。 Photo: Keisuke Tanigawa今村(左)と佐藤の棚 今村や佐藤による棚もレジ横にあり、それぞれが影響を受けた本をセレクトしている。2人の人生や思考をのぞけるかもしれない。そのほか、空いている棚にはスタッフがセレクトした本が並ぶ。 Photo: Keisuke Tanigawaオリジナルグッズ トートバッグやてぬぐい、ふろしき、鉛筆、消しゴム、マスキングテープ、ステッカーなど、オリジナルグッズも充実。国内外を問わず、佐藤のファンが手に取ることも多いそうだ。 Photo: Keisuke Tanigawa外観 本の街・神保町にオープンした新しい形の書店は、出版の未来を照らす明かりになるだろうか。ぜひ足を運んでみてほしい。 関連記事 『ほんまる 神保町』 『東京、ベストインデペンデント書店15選』 『東京、ブックカフェ27選』 『東京、美しい図書館5選』 『東京、ブックバー5選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら