Kaoru Hori

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観光の役割は、職場でも家庭でもない「第3の場」を提供すること

観光の役割は、職場でも家庭でもない「第3の場」を提供すること

※本記事は、『Unlock The Real Japan』に2022年3月21日付けで掲載された『A good comeback』の日本語版。 日本の観光立国の実現に向け、2008(平成20)年に設置された行政機関、観光庁。現在、観光政策調整官を務める星明彦は、全国を駆け回って日本の真の魅力を掘り起こし、施策に反映している人物だ。日本における観光の変化と「ホスピタリティー」の本来の定義の再確認、『2025年日本国際博覧会』(以降『大阪・関西万博』)への期待について語ってもらった。
なぜクラゲ館? 大阪・関西万博のパビリオンに込められた「創造性の育成」

なぜクラゲ館? 大阪・関西万博のパビリオンに込められた「創造性の育成」

※本記事は、『Unlock The Real Japan』に2022年3月21日付けで掲載された『Power player』の日本語版。 1970年の​​『日本万国博覧会』(通称『大阪万博』)は、国や大企業が最先端技術を披露するいわゆる技術展だった。高度経済成長期の真っただ中であり、開催に合わせて鉄道網や高速道路が整備され、当時としては史上最高の6422万人が来場。あれから55年の月日を経て、「成長期」から「成熟期」へと移行した日本で開催される『2025年日本国際博覧会』(以降『大阪・関西万博』)は、一体どのようなものになるのだろうか。 『大阪・関西万博』のテーマ事業プロデューサーの一人に選出された中島さち子に話を聞いた。彼女はジャズピアニスト、数学研究者、STEAM教育家という多彩な肩書きを持つ人物だ。『大阪・関西万博』においては、8つのシグネチャーパビリオンの1つである「いのちを高める」というテーマを担当する。これまでの活動と万博との関連性、万博に対する意気込みを率直に語ってもらった。
変わる観光目的、消費型から「小さな物語」に関わっていくスタイルへ

変わる観光目的、消費型から「小さな物語」に関わっていくスタイルへ

「20年後の私たちはどのように生きるのか?」という問いを持って2013年から始まった「都市とライフスタイルの未来を描く」議論をする国際会議『INNOVATIVE CITY FORUM 2021』が、2021年11月22〜25日に開催。25日はエマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)によるキーノートをはじめ、さまざまなジャンルにおける未来への提言と議論が行われた。ここでは、「今後の観光の在り方」を議論した分科会『観光の未来像〜体験価値と消費の新たな関係〜』について伝えよう。 仮想とリアル、労働と余暇、密集から分散というライフスタイルや産業構造の変容により、これまで体験価値として消費されてきた観光の在り方がどう変わるのか。4人の有識者によるセッションをレポートする。 アーカイブ動画もあるので、ぜひチェックしてみてほしい。 関連記事『観光は誰を幸せにするか、新時代の地域とツーリストの共生の在り方』