Chris Kelly

Could 2022 be the year when alcohol is finally challenged in its monopoly over social ‘drinking’? It may have taken a global pandemic, unprecedented levels of anxiety and a realisation that our health is actually quite important – but there may just be a new contender entering the ring. The plucky upstart comes in the form of an ancient ingredient derived from a highly misunderstood plant that has provided us with food, fibre and medicine for thousands of years, and was also one of the earliest agricultural crops cultivated by humans – Cannabis Sativa L.  My personal path towards understanding the power of this plant came not from an illicit transaction followed by a smoke-filled haze, but from a trip to Europe’s largest cultivation facility for medical cannabis near Copenhagen in Denmark. In 2018 I spent a year on a project with one of the world’s largest medical cannabis producers to create educational content about the human endocannabinoid system and the benefits of plant-derived cannabinoids for health and wellbeing – a perspective-shifting experience that led to meeting Eoin Keenan, my co-founder of the CBD business Goodrays, at the Cannabis Europa conference on London’s Southbank. MORE 2022 TRENDS:🚆 Why train travel is going to be on your 2022 bucket list🌳 From parklets to urban forests: how cities will get a whole lot greener in 2022🧙 Why 2022 is going to be the biggest ever year for fantasy on screen Eoin is a veteran in the nascent cannabis industry, and we sh

※本記事はコロラド産CBDを含む炭酸飲料、ワイン、オイル、グミを製造するロンドンの企業、Goodraysの共同創業者であるクリス・ケリーによる寄稿。 2022年は、アルコールが独占している社交の場の飲み物としての地位が脅かされる年になるかもしれない。人々が世界的なパンデミックと未曽有の不安を経験し、健康が重要であると実感している中で、この「飲み物バトル」のリングに上がろうとしているニューカマーがいる。 その挑戦者とは、古くからある成分。それを含む植物は、人類によって栽培された最も初期の農作物の一つで、何千年もの間、我々に食物、繊維、医薬品を提供してきた。学名はCannabis Sativa L. で、一般的には「大麻草」などと呼ばれる。 大麻との出合い 今はロンドンでCBD（カンナビジオール）食品メーカーを経営している私が、この植物の力を理解するようになったのは、裏取引と煙の世界ではなく、2018年にデンマークのコペンハーゲン近郊にあるヨーロッパ最大の医療用大麻草栽培施設に足を踏み入れたことがきっかけ。その頃私は、世界最大級の医療用大麻生産者と協業する1年間のプロジェクトへ参加し、人体のエンドカンナビノイド・システム（ECS）と大麻草由来のカンナビノイドが人の健康と幸福にもたらすメリットに関する教育コンテンツを作成していた。 この経験で、私の大麻に対する視点は変化。ロンドンのサウスバンクで行われた『Cannabis Europa』というカンファレンスでのオウン・キーナンとの出会いへと発展した。彼は私の会社、Goodraysの共同創設者になってくれた人物だ。 アルコールのデメリットと大麻のメリット キーナンは初期大麻産業におけるベテランである。私は彼と、大麻がアルコールに匹敵する有力商品となり、あらゆる社交の場で消費されるようになるというビジョンを共有。我々はすぐに、（大麻の）燃焼を前提とする提供は明らかに正しくなく、従うべきモデルがあるとすれば、アルコール飲料業界のそれであるという共通認識に至った。 アルコール飲料は、水分補給と社会的なつながりという人間の基本的な欲求を満たすことができる。製品をとりまく、魅力的なストーリーも多い。アルコールにはもちろん良い面もあるのだが、人間にとって薬効のない成分であるエチルアルコールを含んでいるのが欠点といえる。では何であれば、実際に健康にプラスで、気分も良くなれるのだろうか……。もちろんその答えは、大麻である。 ウルグアイ、カナダ、そしてアメリカの多くの州は、大麻の禁止を撤廃させることに成功し、医療効果に関しては世界中の政府が認めている。ヨーロッパではドイツ、マルタ、ルクセンブルクが、医療利用のためのプログラム開発と、それに続く大麻の娯楽的使用を許可する法律の制定に積極的だ。 世論の流れも変わり、アメリカの合法州では大麻に対する偏見がほぼ完全に消滅。わずか数年間で、パーティーでビールやワインを飲むようにCBDやTHC（テトラヒドロカンナビノール）のドリンクを飲んだり、食用大麻をつまんだりするのも普通になった。ちなみに、言う必要もないかもしれないが、大麻を摂取している人たちが夜の終わりに倒れたり、見知らぬ人に怒鳴ったりすることはほとんどない。 Photograph: rblfmr / Shutterstock.com 飲み物としての大麻 大麻草に含まれる最も一般的な化合物には、CBDとTHCの2つがある。THCは、医療以外の分野では依然として広く違法とされており、大麻が一般的に連想される精神的な「高揚感