代官山「スプリングバレーブルワリー東京」が大規模リニューアル
東京・代官山のクラフトビールブランド「スプリングバレー(SPRING VALLEY)」直営の体験型ブルワリー併設店舗「スプリングバレーブルワリー東京(SPRING VALLEY BREWERY TOKYO)」が、2024年5⽉30⽇(⽊)にリニューアルオープン。同店の⼤幅なリニューアルは、2015年のオープン以降初となる。
Photo: Kirin Holdings
今回のリニューアルについて、スプリングバレーブルワリーのマーケティングディレクター ・清水大樹は以下のコメントを寄せた。「クラフトビールが好きな⽅はもちろん、これまでクラフトビールを飲まれていなかった⽅も含め、幅広いお客さまに存分にクラフトビールを体験いただく場を⽬指しました」
画像提供: SPRING VALLEY BREWERY TOKYO2階のペアリングカウンター
最大のポイントは、1階と2階でクラフトビールの体験の内容を分けたこと。1階は、初心者も気軽にクラフトビールが体験できる、「感覚的にビールを楽しむ」エリア。同店でしか飲めないビールを含め、多くのラインアップから選べる楽しさや、クラフトビールとの親和性の高い多彩なコンテンツを展開し、フレンドリーな接客やワイワイガヤガヤとした雰囲気の中、クラフトビールとの出合いを提供する。
画像提供: SPRING VALLEY BREWERY TOKYO
クラフトビールを造る行程を眺めながら、ビールが楽しめるのもうれしい。同店のヘッドビュリューワーの辻峻太郎は、「僕たちもお客さまがビールを楽しんでいる姿を眺めながら、ビールを造ることができるのはうれしいです」と語る。
料理は、「ビールとの相性はもちろん、日本らしさと多様性を追求」(統括料理長・斉藤正博)した多彩なメニューを取り揃えた。日本人のソウルフードの一つ、焼き鳥を使ったピザ「磯のりと山椒のビスマルク」(1,600円、以下全て税込み)や、「遠野産ホップ使用ソーセージの盛り合わせ」(2,400円)などがアラカルト(600~2,500円)でオーダーできる。
画像提供:SPRING VALLEY BREWERY TOKYO「磯のりと山椒のビスマルク」
開業当時から人気の「ビアフライト(飲みくらべセット)」(3種類1,000円、6種類1,800円)は、「見て楽しむ・シェアして楽しむ・飲んで楽しむ」をテーマに、最大6種類を飲み比べできるオリジナル新什器を開発した。
画像提供:SPRING VALLEY BREWERY TOKYO6種のビアフライト
開店後も、今回はリニューアル記念として、店舗醸造品「一号踏切」(790円から、なくなり次第終了)が登場中だ。モルトの芳醇(ほうじゅん)な香りとホップの華やか香りが調和した褐色のアンバーエールタイプ。商品名は、店舗が位置する場所が、以前は東急東横線が地上を通過する「渋谷一号踏切」という代官山を象徴するスポットであったことに由来する。
画像提供:SPRING VALLEY BREWERY TOKYO「一号踏切」
「スプリングバレー東京」初の店舗限定ビールとして過去に発売された商品が、今回、創業当時から得た知見を生かし、進化した中味で復活を果たす。液⾊が見える演出を施したウォールタップや、全幅6メートルの大型シースルーLEDスクリーンに流し出されるオリジナル映像にも注目したい。
また、フロア1階のスタッフが着用するユニフォームは、地域との共創として、代官山に店舗を構えるアパレルブランド「ゴーヘンプ(GOHEMP)」とコラボレ